特製クレープ


2017年04月08日

今日はお客様切れなくて

昼メシ抜きかぁ。

そう覚悟していたら

長男が特製クレープを
用意してくれてた( ^ω^ )

助かった!

ありがとう(*´◒`*)

って、クレープの作り方なんて

いつ覚えた⁈

ホットケーキを作ろうとしたら

生地がゆるくて

薄くなってしまったらしく

巻いてみたら

「クレープだ!!」

となったらしい。

うまいうまいと食べる

次男三男とお友達のリクエストに答え続け

結局19枚焼いた長男。

人にものを作って食べさせて

美味しいと言われる喜びを

感じてくれているのか???

父としては出来過ぎな我が子だなぁと

心底思う。

ブライトウ13【総括】


2017年04月05日

3日間で1000キロの旅

無事帰宅しました。

通勤もなく、運転の苦手な方向音痴の僕でも

やればできるんだなぁって

達成感と開放感と安心感でいっぱいです。

この旅のきっかけは

2月にご来店したお客様。

なんでもこれまで長年、

経営に携わってきた

そのお客様から

『奥さんを大事にしろ』

『奥さんを喜ばせろ』

『奥さんから逃げられるなよ(笑)』

と、懇々と説かれた。

お店をやってると

休めない

お金がない

そんな理由で

どこにも行かないまま

子どもが大きくなったり

体を悪くしてしまったりしたら

後悔しても

しきれないだろう?

だから

『この時期は毎年家族で旅行に行く!』

と決めてしまいなさい。

そして

子ども達との思い出をたくさん作って

奥さんを色んなところに連れて行って

喜ばせなさい。

と、よっぽどヨメさんから

逃げられそうに見えたのか

カットの時間プラス30分間の

およそ90分に渡り

薫陶を受けた。

なるほど。

まずは、自分をいつも支えてくれている

最も身近な存在を喜ばせるって

ホントに大切だよなって

納得しちゃった。

ヨメさんに逃げられないように( ^ω^ )

旅行中、

心配していた車内での

子ども達の兄弟ケンカと

質問ぜめをほぼシャットアウトできたのは

めあて(目的)と

約束事をはっきり決めたから

だと思います。

これは

どうせなら…と

軽い気持ちで作り始めた 

旅のしおりのおかげかな( ^ω^ )

しおりも思い出いっぱいになりました。

3日間朝から晩まで

ずーっと家族と一緒に過ごすことなんて

家族旅行でしかな。

DVDやビデオを見せていけば

子どもたちもおとなしくなるのは

わかっているのだけれど

あえてそれをせずに

喧嘩しながら仲直りしながら

歌を歌ったりクイズを出したり

泣いたり笑ったりと

かけがえのない貴重な時間を

過ごすことができました。

中でも

自分の興味のあるものを見て

目をキラキラと輝かせて

喜ぶ子ども達の顔は

親である僕とヨメさんにものすご~い

エネルギーをくれるし

その様子を半ば呆れながら見ているヨメさんの顔も

本当に幸せそうだった。

身体は少々疲れたけれど

明日から更に元気に働くパワーをもらった気分です。

子ども達は

明日から新学期…

大丈夫なのか?起きれるのか?

明日からの不安は多々あれど

なにはともあれ、

真田に会いに行こう!

信州上田で

ブライトウ

これにて終了!

ブライトウ12【善光寺】


2017年04月05日

松代から車で30分ほど走ると

善光寺近辺に到着。

駐車場を探しているとほどほど近いところに

地元の酒屋さんを発見。

3時間300円で止めさせてもらいました。

そこから歩いて善光寺正門へ。

【遠くても一度は詣れ善光寺】

という言葉があるので

今回の旅行の中ではちょっと趣旨のちがう

訪問場所になっています。

今背景に見える門に登ると

内部の仏様は写真撮影不可でも

この眺めは撮影オッケー。

昔も今もこの景色をたくさんの人が眺めていったのですね。

善光寺というと

年配の観光地というイメージがあるけど

この山門の階段は昔の建物らしく

結構ハードなきつい登りになっています。

足腰が丈夫でないととてもじゃないけど

参拝は無理ですね。

「真田は・・・?」

というので真田家の慰霊碑に手を合わせます。

本堂に向かい内陣へ。

まずは

お戒壇めぐり。

階段をおり、真っ暗な回廊を

右手の壁だけをたよりに進みます。

途中扉と錠前があり、

それが御本尊との縁を結ぶ

たった一つの手がかりなんだそうですが

家族誰もよくわからないままに表に出てしまった。

よくわからなかったというと

もう一度どうぞとお坊さんに促された。

次男は怖かったようで「もう行きたくない」と拒んだが

一人で待っているのも心細いのか

全員で二度目のお戒壇めぐりへ。

「暗い・・・目がおかしい・・・」

泣きの入る次男をだましだまし

今度は極楽の錠前の感触をしっかりと全員で確認する。

あぁ良かったねと表に上がると

長男は

「もう一度行きたい!」

とノリノリだが

次男は断固拒否。

そんな時お坊さんから

「間も無くご祈祷がありますので

御本尊を拝むことができますよ。」

と教えてもらったので

奥に御本尊があるという瑠璃壇の前で待つことに。

この善光寺の御本尊さまは

一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)といって

日本最古の仏像として絶対の秘仏とされています。

善光寺はこの日本仏教の根本である

この御本尊への信仰であり

宗派を超えてすべての人々を受け入れてきたのだそうです。

ほどほどしてご祈祷が始まり。

カンカン!

と鐘の合図とともに戸帳が上げられ

ほんの少しの時間ですが

御本尊御を拝むことが出来ました。

次男だけは先ほどのお戒壇のショックで

寝ていましたが。。。

一応見たいと思ってやってきた資料館も

子どもたちには少々早かったようなので

仲見世にあるおそばやさんへ。

みんな各々好きなものを注文するが

ヨメさんは信州そばはあまり好みでないらしく

カツ丼を注文。

僕はてんぷらソバでしたが

やっぱり山形のソバの方が口に合うなぁという印象です。

子どもたちもみんなそういった顔をしています。

お蕎麦屋さんの目の前のお店に

魅力的なものを発見。

「甘酒ソフト」と「みそソフト」

たしかに味噌の香りがするし

甘酒の雰囲気もある。

二人はたいそうなお気に入りようです。

長男だけはジェラートにパクつき

ヨメさんの買い物の時間を過ごします。

仁王門、阿吽の像を見学していると

必死にハトを捕まえようとしている三男が

タクシーの運ちゃんに話しかけている。

次男は決してそんなことしないが

長男三男は人見知りがなく

知らない人にも話しかけることに躊躇がない。

お戒壇も長男三男は平気だし

似ているな・・・この二人。

「お母さんまだ〜?」

おみやげ屋さんに引っかかるヨメさんを迎えに行くと

やはり長男は今回の旅で何度話したかわからない

必殺のパターンに持ち込む。

「僕たち山形から来たんです。

これ僕のお父さんが作ったしおりなんですけど見てください」

すごいねって

言われるのが気持ちいい、気分がいいらしい。

よかったねぇ。

山門を出て先ほど車を止めた酒屋さんへ。

信州の酒を何種類かに分けて

おみやげと着替えや荷物でパンパンになった

車に積めるだけ買って帰路につく。

 

帰りは新潟を通って帰ることにしたんだけど

善光寺からのナビ通りについていったら

なんとまさかの山越え!

本当は平地を高速でノンストレスで帰りたかったんだけど・・・。

車が走り出すと

三人とも爆睡。

寝てるうちにできるだけ進んでしまおうと

結局5時間半で2回の休憩のみで自宅へ到着。

途中で食事をしようかとも考えたけど

早く家に帰りたい。

旅行もいいけどやっぱり家が一番いい。

そんなこと言って帰ってきました。

終わりだけど・・・

つづく。

 

 

 

 

ブライトウ11【真田宝物館】


2017年04月05日

和室の布団でだったので

ぐっすり眠れて6時から朝風呂。

昨日のお風呂とは男女交換してあり

露天にあったつぼ風呂はなかったのが残念。

7時からの朝食を済ませ

8時にチェックアウト。

真田近辺の予定で回りきれていない

移動時間3分の長国寺へ。

とにかくすごく道が狭い。

松代周辺は道が狭いので拠点を決めて車を止めて

歩いて回るのがオススメですね。

ここは真田信之の霊廟があるということで

手を合わせに来ました。

ところが霊廟見学には事前の予約が必要だったようで

塀の入り口には鍵がかかっていて入れません。

時間の関係上ここは塀の外からですが

手を合わせて済ませます。

ちなみに信之の息子の信政のお墓があるのもこのお寺です。

そして歩いて行ける距離にある

真田宝物館に到着!

本来は松代散策の昨日訪れるはずだったけど

まさかの「火曜休館」

一度は諦めかけたが諦めきれず

今日三日目のスケジュールを昨日回ることで

来館が実現しました!!

子どもたちの執念に動かされた格好です。

開館時間は9時からなのですが

入り口の前に並ぶ。

もちろん我が家しかいません。

9時ちょっと前に特別に入れてもらい

中を見学。

写真撮影が禁止なのが残念ですが

さすが真田の資料を日本一有する宝物館

本やネットで見た書状の原本や

絵などがならび、

子ども向けの真田クイズを解きながら

楽しく見学。

ちょうど今日はリニューアルオープンということで

「真田と馬」のテーマで

武田騎馬隊の流れをくむ

信州の馬、馬具、文化などが展示されていました。

なかでも

馬の目を見ると気性がわかるとして

馬の目と気性一覧図が面白かった。

一通り見学し

唯一写真撮影の出来るという

子ども向けの広場に行くと

なんと、夢にまで見た鎧兜と剣、

それも子ども用で試着無料とのこと!!!

大はしゃぎで着せてもらいます。

長男は赤

次男は黒

三男もこの通り!

この旅でずっと見せつけられていた

憧れの鎧兜を実際に切ることができて

子どもたちの中では

「幸村」に「昌幸」になれる

エキサイティングな瞬間です!!!

見てみて!かっこいいでしょ!???

大満足のこの表情

体格のいい長男にはサイズがぴったり!

陣羽織もあって決まってます。

三男も大満足!!!

おまけに僕もヨメさんも

陣羽織ときものをきて家族で戦国時代へタイムスリップ!

松代なので

川中島の一騎打ちの再現シーンで

盛り上がる3人。

「真田宝物館来て本当に良かった!!!!!!!」

お城よりも

武将になれたこの時が一番嬉しく楽しかったそうで。

次男は

「僕の幸村になるっていう夢叶った!!!」

長男は

「この旅で一番興奮した!!!」

と涙を流していました。

連れてきて本当に良かった。

全員満足したところで

惜しまれながらも松代を離れ

この旅最後の目的地へ。

 

つづく

 

 

 

ブライトウ10【松代荘】


2017年04月04日

今日のお宿

国民宿舎松代荘に着きました。

この宿を選んだ理由は

真田の隠れ湯として伝わる温泉があるということと

なんといっても

館内どこも

かしこも

六文銭と結び雁金づくし。

まるでディズニーアンバサダーホテルのような

真田ファンにはたまらないお宿なのです。

さっそく浴衣に着替えて

最高の笑顔で

「結び雁金めでたけれ〜♪」

を大合唱。

 

着替えてお風呂へ行くと

真田の隠し湯の温泉。

この写真は次の日の早朝に誰もいない時に撮ったんだけど

この日入った露天風呂には

つぼ湯があり

みんなでジャージャーお湯をこぼしながら

小さいつぼのお湯に入りました。

あぁ、いいお湯だった。

お風呂から上がるとまたしても

写真撮影会。

根本的に「武将になりたい」という欲求があるのか?

とにかくそれっぽい格好をしたがるのですね。

お風呂も入ってさっぱりして

おまちかねの夕食。

今日は100キロ程度の移動だったので

幾分か楽でしたが

やっぱり乾杯しないと1日が終わりません。

三男サイズの浴衣はなかったのが残念!

聞いてみればあったのかな?

 

旅の目的どおりに

あまり小さなことにはこだわらず

とにかく楽しむこと!

楽しい時間を過ごすことを目的にすると

いつもに増してイキイキした表情を見せてくれるこどもたち。

この顔見れただけで

父ちゃん長野まで来た甲斐があったよ!!!

気分は最高!

僕もお酒を注文。

昨日の焼き鳥屋さんでも気になっていたけれど

「オススメのお酒は?」

なんて聞ける空気でも

会話の時間もなかったので

今日は飲みます!

本当に気分がいい!!

食事が終わって

風林火山をイメージしたロビーで

もう一度記念撮影。

よっぱらったので

早く寝よう。

ふとんもやっぱり六文銭と結び雁金。

明日は最終日。

めいいっぱい楽しむためにぐっすりお休み。

いい夢見ろよ!

 

ブライトウ⑨【松代城周辺】


2017年04月04日

ブランコでテンションの上がった

子どもたちの目の前に現れたのは

松代城(海津城)の堀と土塁

この松代城は以前は海津城(かいずじょう)と呼ばれ

川中島の合戦の際の武田軍の拠点として作られた城です。

天守は存在せず

今は門と水堀と土塁が残るのみ。

やっぱり戦国の城だけあって土塁は立派です。

土塁に登って歩いているはずが・・・

いつの間にかこんなことに!

下手すると上まで登れない土塁に

三人とも大興奮!

だから戦国の城は面白い!

だそうです。

だから高いところは・・・

30分ほど要し

やっと門までたどり着く。

門構えも立派です。

狭間を覗き

仮想上杉と戦います。

城内には海津城の碑がありました。

この海津城は真田信之が治めた松代藩の居城となり

徳川家に気を使ったのかお金がなかたのか

大幅な改修や天守を建てることなく

屋敷としてその姿を残したのだそうです。

一番晴らしのいい

戌亥櫓台へのぼってみる。

本当に今日も天気がいい。

さて、城下町を歩いて

真田邸へ。

当時のお殿様の屋敷に入れるというのは

大変光栄なことだなぁと

感じてしまいます。

たいそう立派な玄関と

贅を尽くした・・・

という感じではないがしっかりとした作りのお屋敷で

庭の景色はなんとも気持ちが落ち着きます。

また歩いて文武学校へ。

ここは時間の関係上スルーで。

白井家横田家屋敷を見学し

予定にはない象山神社へ。

象山先生に手を合わせました。

ここでタイムアップ。

宿に向かい今日は終了になります。

残念なことに今日は火曜日で

一番楽しみにしていた真田宝物館はお休み。

明日回るはずだった川中島と大峰寺はもう済んだので

明日朝一番で向かいたいと思います。

車で5分ほど走り今日の宿へ。

続く。

 

ブライトウ⑧【川中島古戦場跡】


2017年04月04日

松本から高速で一時間ほどのドライブで

松代に到着。

上田から松本に向かう山道とは違って

なんとも快適な一時間。

やっぱ高速は楽だわ。

松代ICを降りると3日目の朝に予定していた

川中島古戦場跡と大峰寺が

松代城までの間にあることがわかり、

時間もあるので先に立ち寄ることに。

まずはどーんと迎えてくれたのは

松代の英雄、幕末の原動力の

佐久間象山先生の銅像。

象山先生は僕の尊敬する吉田松陰先生の先生。

こんな立派な銅像を立ててもらえるほどに

地元の人から愛されているんだなぁと実感します。

移動の間にねほろけた長男は

寝ぼけて調子がいまひとつ。

なんとかあるいて八幡社へ。

夢にまで見た川中島の決戦の像!

なんだけど

長男はご覧の通り。

武田軍と上杉軍の当時の合戦の様子が書いてあります。

社内には首塚があったり慰霊碑があったりと

戦の激しさが伺い知れます。

おまいりをすませ

御朱印をいただいたころ

やっと長男復活。

でもそこそこに腹減ったと言いだす次男三男の胃袋を満たすために

近くの観光施設?に移動。

峠の釜飯で有名なおぎのやさん。

せっかくだからお蕎麦と一緒にいただきました。

長男は安定のカツカレー。

買い物中のヨメさんを待つ間

駐車場裏手の河原で川中島を思う。

どれ移動だ・・・。

と車を走らせ始めたその時また

「僕の信玄ペンがない!」

とまた始まった。

またどうせその辺におっこちてんだろうと

河原を探すがみつからない。

売り場と食堂を見てもない。

残念ながら大切な大切な信玄ペンは

ここまでの命だったようだと諦め

駐車場から出発。

そんなに大事だったらちゃんと持っておきなさい!

車で5分ほど走ったところの

大峰寺へ。

とにかく道路が狭くて狭くて・・・。

ここは松代真田家の初代藩主真田信之の

御霊屋があるところ。

どこもかしこも六文銭だらけ。

瓦の模様も真田家家紋の結び雁金。

神社ではないので

パンパン!とはせずに

この松代に寄らせていただいたことをご報告と感謝。

上田の街はいたるところに六文銭の描かれた赤い旗がたなびき

真田の郷だという雰囲気にあふれていたけど

ちょっと離れて松本に行くと全く六文銭は見ることがなくなり、

今度は松代に着くと

嫌という程六文銭と結び雁金が目に飛び込んでくる。

今も地域の人に愛されているという証だろう。

どれ、次行くぞ!といったのだけれど

目の前に飛び込んできたブランコに心奪われる三人。

今日のここまでの日程でこのブランコが一番楽しかったと言われた。。。

つづく

 

ブライトウ⑦【松本城】


2017年04月04日

上田から下道一時間のドライブで

国宝松本城に到着。

駐車場へ着いた時点で天守閣が見えています。

町のシンボルですね。

石川数正のお城です。

平城なので地形的なものよりも

人夫をふんだんに使って掘った堀や

石垣などで敵の攻撃を防ぐもので

昨日まで回った真田の山城とは趣向が大きく違っています。

わぁわぁ騒ぎながらまずは一枚。

入り口は反対側なのでゆっくりと

堀の周りを一周しながら眺めたいと思います。

歩く速さは興味の差。

早く早くと先を急ぐ長男次男僕に対し

ゆっくりの三男とヨメさん。

いつもはヨメさんのところに僕がいるのですが。

この頃から僕の

ビデオスマホデジカメの三刀流撮影が始まります。

次男も撮りたい!

と言って撮ったのがコレ。

とても綺麗に撮れたね。

三男も撮りたい!って聞かないし

長男すぐ飽きる。

ので結局僕が持つことに。

ヨメさん一切関知せず。

写真を撮っていると

外国人をよく見かけます。

「ていくあぴくちゃ〜?」

写真を撮ってあげたら

かわりにうちのも撮ってくれて

おまけに

一緒に写真を撮りました。

子どもたちには

外国にから来た人には親切にしな。

よその国に行って親切にされたら

その国っていい国だなって思うから。

そして今度だれかがその国に行った時

日本で親切にしてもらったことのある外国の人は

日本人に親切にしてくれるはずだから。

お父さんも外国に行った時に

とても親切にしてもらった経験がある。

それは今まで日本人の誰かが親切やいい行いをしたから

してもらえたんだと思う。

だから今度は外国から来た人には

ほんのちょっとでも親切にしようと思う。

そんな話をしながら城の周りをぐるりと歩く。

どうも嫁さんが写真に写らないので

男4人の旅だと思っている人もいるみたい。

珍しくワンショット。

これは僕が撮ったのではなく

次男の向けたカメラ。

こちらが松本城の正面。

武将がいて一緒に撮影。

中に入るとやはりすごい重厚感のある

柱や梁。

展示物も少々あるのですが

戦国のものはあまりなく

江戸時代に入って

天下太平になってからのものなので

うちの子たちはスルーで通過。

松本城といえば

黒い腰板が特徴的で

黒いかっこいい城です。

武者窓から見えるシャチホコ。

「お父さん、ここの破風(はふ)広い!」

お城の屋根の飾りを破風(はふ)といい

武器弾薬庫になっていたそうで、

そこに座って上機嫌の長男。

急な階段を対面通行で登り

やっと辿り着いた天守最上階。

ここからの眺望は当時のお殿様しか見れなかったのだと思うと

感慨無量です。

ちなみに展示物にまったく興味のない三男とヨメさんは

超高速で見学し

すでに城を降りて行った模様。

せまい!

この急な階段を当時の武将は

重い鎧を身につけて上り下りしたのだろうか・・・。

それだけでも大変だなぁと思ったりします。

これが有名な辰巳櫓。

結構なベストショットを撮ったのは

以外にもヨメさん。

窓の中には僕と長男。そういうわけか。

下に降りるとまた武将。

 

本当に天気がいい!

売店でご当地ジュースの飲み比べ。

信州のもも、巨峰、デラウェア、りんごサイダーそしてクー。

個人的には

ももが一番美味しかったがこれは個人的な好みの問題と思われる。

国門枡形へ。

この門を破るために先陣を切れば

絶対にやられる確信を持つ。

そろそろ移動しようかって

外堀の外側を歩いて駐車場へ向かう途中

「ねぇ、家族全員の写真撮りたい!」

と長男が言い出したので

散歩中のおじさんを捕まえて

撮ってもらった。

 

残念ながら最高の笑顔をしている長男は

ヨメさんのまんまるな顔に隠れてしまっていた。

全部。

ここまで余裕の一時間巻き。

ここからは高速を使い一時間ほどで松代へ。

予定していた昼食は移動してからとることにしよう。

つづく。

 

ブライトウ⑥【上田城②】


2017年04月04日

昨日雨が降ってゆっくり見れずに

未練の残る上田城へ

早朝6時にはや起きしてやってきました!

って、ヨメと三男は爆睡中ですが・・・。

 

日が登り切る前のこの時間、

とにかく寒い!

もう一枚着てくればよかった。

みんなフードを被っているのは寒いからです。

 

昨日と同じルートで上田城へ・・・

というのは面白くないので

少々回り道。

 

昨日はグランド側を回った

上田高校の正門方向から。

すごい門があります。

実はこの上田高校は

上田藩主屋敷跡だそうで

堀に囲まれ塀も立派。

さすがに狭間はないけれど。

マンホールも上田仕様。

上田市役所の通りには真田十勇士の

看板があります。

昨日は気づかなかったな。

次男にカメラ預けたらこんな撮り方。

今日は門の方に行かず道路を渡ってすぐの

階段をおります。

ここは昔の堀の跡が残っている場所で

ブラタモリでも歩いて通っていました。

こちらを回る目的は

上田城を囲む「地形」「石垣」を自分の目で確認すること。

上田の地層は泥流岩でやわらかい。

しかし、もろくはなく崩れにくいので

切岸や堀を掘るのにとても適している地質だそうで。

櫓もその切り立った壁の上に立っています。

こちら側は「尼が淵」といって今は公園になっているのですが

当時は川になっており

天然の堀として城を守っていたとのこと。

それが石垣の積み方や

石の色などから時代がわかり

当時の姿を想像する・・・

これが城歩きの醍醐味だなぁと改めて思います。

算木積みの痕跡で時代を特定。

ここには昔は船着場があったと想定されます。

この船着場から

荷物が運び込まれたり

移動したりしたのでしょうね。

今は上田城千本桜まつりの開催期間ですが

今日は早朝のためテントだけが並んでいます。

櫓はさておき、

堀の跡に立つ野球場と陸上競技場から

北にある虚空蔵山を眺めます。

ここには上杉の城があり

常に緊張状態にあったというのもその距離感からうなずけます。

 

当時の上田城の姿を見ることができる

「VR上田城」というアプリを見ながらの散策。

ホテルで寝ていたヨメさんから電話が来て

チェックアウトしたいから戻ってこいと言われたが

今いいところ。

すぐには帰れないと伝える。

がんばれ、ヨメさん。

一時間以上かけてぐるっと堀の周りを一周してきました。

とても寒かったのですが

やっとお日様が出てきてあったかくなってきました。

昨日は曇り空で雨模様だったのですが

今日は晴天!

写真を撮ってもキマるねぇ。

父ちゃんが昌幸になって

幸村の席を長男次男で奪い合う。

もう一度真田石。

この角度の櫓が素敵だなぁ。

ヨメさんからハァハァ言いながら電話があり

なんとかチェックアウトを済ませ

三男と大量の荷物を抱え

駐車場へ向かっているので

間も無くこちらに迎えに来るとのこと。

悪いことしたなとも思ったが

出発前に何度も何度を

運びやすいようにキャスターのついている

スーツケースに入れて持って行こうと提案したけれど

彼女は頑として聞かず、

でかい旅行用のスポーツバックと

各人のリュックとバックで持ち歩くことになったことから

これが自業自得というものだなと思ったりした。

全員の荷物運ぶのは大変だ。

彼女もこれで僕が言っていることの意味に

気づいてくれることを願うのみ。

「そろそろ行くよ!」

あこがれの上田城へ来て

帰りたくない離れたくない長男はこの寂しそうな表情。

「来年もまた来たい!」

と言われたが

「いろんな世界を見た方がいいんじゃない?」

そう言って上田城を後にした。

早起きしたおかげで

二度目の上田城というボーナスステージを終え

しかも1時間ほど予定よりは早く2日目

最初の目的地へむかいます。

 

昨晩「もう当分肉はいらない」と言っていた長男は

朝から唐揚げ食べていた。

 

つづく。

 

 

 

 

ブライトウ⑤【美味だれ焼き鳥】


2017年04月03日

ヨメさんと家族が部屋で出かける準備をしている間

僕はホテルのフロントへ行き

今晩の食事するお店の情報収集。

フロントのお兄さんに

郷土料理のお店もしくは

名物美味だれ焼き鳥のお店どこか良いところありませんかと聞いてみる。

すると

オススメ焼き鳥やマップを渡される。

これじゃわからないから

お兄さんのオススメのお店って

この中でどれかとさらに聞いてみると

このお店です!と

一軒だけを強く推してくる。

そのお店はマップの①になっており、

距離もほどほどあり

道路も入り組んでいてわかりやすいとは

とても言えなかったので

もっと駅の近くでオススメありませんか?と聞くと

それでもこの①のお店が良いという。

家族で行きたいので子どもも受け入れてくれて

焼き鳥以外のメニューもあると嬉しいと

さらに伝えると

結構大きいお店なので対応してくれるはず!

ただ、すごく混むお店なので事前に予約をしたほうが良い!

とゲキ推し。

いや〜。そんなに混むところだとお店に迷惑かけるといけないから〜。

と軽く辞退しようとすると

「絶対行ったほうが良いですよ!」とお兄さん。

じゃあ予約してみようと電話してみる。

それを嬉しそうに見つめてくるお兄さん。

(予約取ってくれるわけではないのね)

電話をかけると、元気のない声で女性が出た。

「初めてなのですが、家族5人でそちらにお邪魔したいと思っていますが

これから予約できますか?」

と丁寧に聞くと

「はぁ〜。(ん?ため息?)うちは6時から開けるお店なので

その前に言われても困ります。

6時に空くのでその時まで来てみてください。」

とため息まじりに超そっけない対応。

こりゃダメだと思いお兄さんに

「予約はできないって断られました。他に行こうと思います」

と言うと

「あれ〜?おかしいな?でもまず6時にそこ行ってもらって

ダメだったら他行ったほうが良いですよ!」

とゴリゴリ推し。

そこまでいうんなら・・・。

電話の対応が気になり少々気乗りしないながらも

たまたま出た人が悪かったのかなと

気を取り直して家族揃ってその①の焼き鳥やさんへ向かう。

大通りから小さな路地を二度三度と曲がり

一度店を見過ごしを通り過ぎ、引き返してお店に到着。

ちょうど6時だ。

暖簾をくぐり引き戸を開けると

店内は思っていたよりも綺麗でモダンな感じだった。

席は大きいテーブルが見えるところでも3卓ほど空いている。

よかった・・・。

「子ども入れて5人なんですけど」

と言うと電話の主であることが明白なおばさんが

顔をしかめながらやってきて

いらっしゃいませなどの言葉もないまま

調理場に向って

「5人て言うんだけどどうする〜?予約の⚪︎⚪︎こっち動かしてでいいよね?」

確認をとって

「ここどうぞ」

と入り口の近くの席に通される。

(なんだよ。予約受けてるじゃないか。しかも6時に来たのに

もうカウンター席で飲んでる人いるじゃないか)

と思っていた矢先、

「注文は聞きにくるからそれまでは声かけないで」

と言い放っておばさんはいなくなった。

ヨメさんと顔を見合わせ二人ともキョトンとしてしまう。

ヨメさんはまあまあ、と

不機嫌になりつつある僕の心をお見通しで

なだめるような目で見つめてくる。

そうだな。

今回の旅行は「楽しむため」に来たんだから

少々は我慢。

店内には上田らしいポスターが貼ってある。

5分ほど談笑していると注文を取りに来た。

みんなお腹が空いているので

焼き鳥をじゃんじゃん頼む。

ほとんどの焼き鳥が一本100円、

ちょっと高いので130円くらいでどれも安い。

煮込みにサラダに・・・

お腹が空いているのでたくさん頼んでしまう。

子どもたちは腹減っていると思うので

お腹にたまるサイドメニューの焼きそばを注文。

すると

「焼きそばは一番最後になるけどいい?」

と言われたので

子どもたちお腹すいてるので出来たら先に出るものが欲しいと

冷静に伝えると

焼き台を使うので焼き鳥を焼き終わった後最後になるとおっしゃる。

「じゃあ焼きそばじゃなくても

先に少し早く出るものないですか?

この焼きおにぎりは?」

と聞いた瞬間おばさんは調理台に向かって

「焼きおにぎり食いたいんだって〜。無理だよね〜!」

と大声で叫び

「4個だけならできるって」

と妥協案で調理台に了解をとってきた。

・・・・なんじゃそりゃ・・・・・

「もう出よう!」

とヨメさんに言うと

まぁまぁ・・・

お腹すいてるし、今から場所変えるとまた遅くなるし

と再びなだめられる。

でも・・・・

釈然としない中ビールとジュースが運ばれてきて

今日1日の総括をして

カンパ〜い!!

お通しを食べながら待つこと少々

混雑した店内にもかかわらず

焼き鳥は思いの外早くやってきた。

ヨメさんのお腹をつつき、

「注文したの食べたらすぐ帰ろう」

そう確認して

素焼きの焼き鳥に特製の「美味だれ」(おいだれ)をかけて

食べる。

 

これが・・・・

ウマイ!

これが超絶にうまかった。

腹も減ってるしどれ食べても

肉が大きくて柔らかくて

甘辛い美味だれが絶妙に合う!!

結局追加で焼き鳥を頼み

長男に「もう当分肉いらない」

と言わせるまで食べて終了。

 

注文が進むにつれて

おばさんの態度も少しずつ軟化してきたように感じる。

ここからは僕の憶測だが

1一見客であること

2子ども連れであること

この二つがおばさんの態度を硬化させていたのかとも思うが

カウンター席のおじさんもビール注文しようとして

今声かけるなと怒られていた。。。

子どもは通常あんまり食べないので

いいお客様じゃない(あまり売り上げに貢献しない)

から嫌がられたのだろうか。

その割にうちの子たちはよく食べて

結構飲み食いしたのでまぁまぁよしと

思ったのかどうか。

真意は謎のままだが

接客は最悪だがお店は常に満席。

要因は本当に美味しい焼き鳥の商品力であると断定。

ただ、

広い店内、注文とドリンク提供と配膳を

一人でこなすおばさんは

いっぱいいっぱいの毎日が続き

そういう対応をせざるをえなかったのではないかなと

考えたりする。

 

が、

 

自分もサービス業に携わるものとして

反面教師としての意味で

大変勉強になりました。

タクシーの運ちゃんといい

焼き鳥屋のおばさんといい

上田は城下町だからか

長野が盆地だからか

よそ者を受け付けないような雰囲気を持っている人が

全てではないがいるということを

感じる出来事で

山形がおもてなしとか

人が温かいとか言ってもらえる意味を

改めて感じました。

 

ウマかったからよかったものの

これで不味かったらシャレにもならなかったところだが

 

いいネタもらったと思って

よしとすることにしよう。

 

さて食い過ぎて気持ち悪いくらいなので

早くホテル帰って明日に控えることに。

明日に続く。

 

 

 

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