ルート変更!二本松城址へ


2017年09月17日

事前の情報では

連休の日曜月曜が本州に台風直撃。

群馬の天気も相当悪い。

どうしようどうしようどうしよう。

考えた結果

今回は群馬には行かず

福島の二本松城と白河小峰城をみて

早めに那須にはいる。

そして天気が回復する月曜に那須で遊び帰るという

省エネツアーに急遽変更。

でも内心どこかホッとしている。

朝こっぱやく起きる必要ないし

2時間走らずに目的地挟むしで

運転もすごく楽。

「え〜沼田行きたかった!」

とぐずる子どもたちをヨメさんが

来春連れて行くから!と約束し

なんとか納まる。

それでも朝5時頃に起き出し

朝食を済ませてちょうど8時に自宅を出発。

山形道は雨がひどかったが

東北道に入ってからは小ぶりというかあまり降っていない。

そんな道を1時間半ほどで二本松城へ到着。

ナビに任せてついていったら

いきなり本丸に連れて行かれた。

 

二本松城 百名城No.11 
別名: 霞ヶ城、霧ヶ城、白旗城、

所在地:〒 964 – 0904 福島県二本松市郭内3丁目・4丁目

築城年代: 室町時代中期頃

築城者:畠山氏

城地種類:山城 → 平山城

文化財史跡区分: 国指定史跡、県指定重要文化財1件(洗心亭)、市指定文化財3件、

二本松城

ん?石垣の上に何か発見!

たぬき???

 

二本松城跡は、標高345mの白旗ケ峯を中心として、

南・西・北を丘陵で囲まれ、自然の要害地形を利用して作られた中世及び近世の城跡です。

二本松城跡の歴史は、古く畠山満泰が応永21年(1414)この地に居を構えたとされます。

天正14年(1586)に伊達政宗が畠山氏を滅ぼして二本松城は伊達の支城となりましたが、

豊臣秀吉の奥州仕置以後、二本松は蒲生・上杉の支城として城代が置かれました。

その後松下・加藤氏を経て、寛永20年(1643)に丹羽光重が10万石で入封、

城内の石垣等の修築を行うとともに城下町整備を行い、

以後、二本松藩の居城として明治維新に至りました。

立派な石垣と階段。

 

二本松の街並みが一望できます。

 

 

迎えるのが枡形虎口

 

 

 

 

 

 

 

「ほ・ん・ま・・・る」

 

 

 

この広い広場が本丸跡。

360度の眺望がすごいです。

晴れていれば安達太良山も見えるそうですが

今日は曇りのため見えませんでした。

そして気になるこれのある

東櫓台へ。

ん?虎?

なんだかわからないけれど

デザイナーさんのモニュメントで

ネコのようです。

正直これだけは場違いであると感じます。

 

でも眺めは最高。

下を眺めると

当時の石垣をそのままの積み方で

再現した石垣がありましたが

下に降りずに上から。

 

 

天守台あと

興味のないヨメさんの足取りは非常に早い。

西櫓台あと

西櫓台と東櫓台跡をつなぐ土塁。

左が上から僕が撮った次男

右が下から次男が撮った僕

もうちょっと見たい気持ちもあるけれど

親分(奥様)が許してくれません。

駐車場に戻り

車で三の丸駐車場へ。

ここにも立派な石垣が。

我が子が登らないわけがない。

この後、一人で降りられなくなって泣く。

お兄ちゃんに降ろしてもらい

用水を眺める。

こっちが本当の入り口だったみたい。

地元では「霞ヶ城」と呼ばれているようです。

二本松は戊辰戦争の舞台となり

12歳くらいから17歳くらいまでの子どもたちも

兵士として徴用されたようで

それを弔う「二本松少年隊士の像」があります。

興味がないので

どんどん進む彼女は何を思う。

そしてまさかの

箕輪門の写真撮り忘れ・・・。

後ろに見えるのが多聞櫓。

 

※本当はこんな感じで撮りたかったのに・・・。

坂の突き当り、門の左側の石垣が

櫓門の屋根より高いという珍しい構造になっています。

枡形虎口が幾重にも連なっていて

かなり攻めづらい印象。

本当であれば

「日影の井戸」

を見たいところだが

雨が降ってきたし

ちょいとやまのぼりになるので早々に退散。

ちなみに「日影の井戸」は千葉県印西市の「月影の井戸」、

神奈川県鎌倉市の「星影の井戸」とならび、

日本3井戸に数えられます。

少し離れたところにある戒石銘(かいせきめい)へ。

巨石の中央をよーく見ると、漢詩が掘り込んであり

「俸禄は民の膏脂。民を虐げるのは易しいが天を欺くのは難しい。」

日々頂いている(武士の)お給料は

元は領民が苦労して得た利益を元にしている。

民を騙せても天はお見通しだから

領民をくるしめると天罰がくだるぞ

気を引き締めて公務に取り組め、と言う内容なんだそうで。

不正公務員や号泣議員は100万回くらい読んで

胸に刻んでいただきたいものです。

二本松の領主の考えは

素晴らしいものであったと思いました。

ではおみやげ・・・

と思ったが買うところがない!

結局スタンプは

二本松駅の構内の観光案内所へ。

残念ながらここには

スタンプとパンフレットが置いてあるだけで

なにも城グッズはなかったのでした。

ということで

次の目的地である

白河小峰城へ向かう。

つづく。

 

ブログカレンダー

2017年9月
« 8月   10月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

アーカイブ