ブライトウ13【総括】


2017年04月05日

3日間で1000キロの旅

無事帰宅しました。

通勤もなく、運転の苦手な方向音痴の僕でも

やればできるんだなぁって

達成感と開放感と安心感でいっぱいです。

この旅のきっかけは

2月にご来店したお客様。

なんでもこれまで長年、

経営に携わってきた

そのお客様から

『奥さんを大事にしろ』

『奥さんを喜ばせろ』

『奥さんから逃げられるなよ(笑)』

と、懇々と説かれた。

お店をやってると

休めない

お金がない

そんな理由で

どこにも行かないまま

子どもが大きくなったり

体を悪くしてしまったりしたら

後悔しても

しきれないだろう?

だから

『この時期は毎年家族で旅行に行く!』

と決めてしまいなさい。

そして

子ども達との思い出をたくさん作って

奥さんを色んなところに連れて行って

喜ばせなさい。

と、よっぽどヨメさんから

逃げられそうに見えたのか

カットの時間プラス30分間の

およそ90分に渡り

薫陶を受けた。

なるほど。

まずは、自分をいつも支えてくれている

最も身近な存在を喜ばせるって

ホントに大切だよなって

納得しちゃった。

ヨメさんに逃げられないように( ^ω^ )

旅行中、

心配していた車内での

子ども達の兄弟ケンカと

質問ぜめをほぼシャットアウトできたのは

めあて(目的)と

約束事をはっきり決めたから

だと思います。

これは

どうせなら…と

軽い気持ちで作り始めた 

旅のしおりのおかげかな( ^ω^ )

しおりも思い出いっぱいになりました。

3日間朝から晩まで

ずーっと家族と一緒に過ごすことなんて

家族旅行でしかな。

DVDやビデオを見せていけば

子どもたちもおとなしくなるのは

わかっているのだけれど

あえてそれをせずに

喧嘩しながら仲直りしながら

歌を歌ったりクイズを出したり

泣いたり笑ったりと

かけがえのない貴重な時間を

過ごすことができました。

中でも

自分の興味のあるものを見て

目をキラキラと輝かせて

喜ぶ子ども達の顔は

親である僕とヨメさんにものすご~い

エネルギーをくれるし

その様子を半ば呆れながら見ているヨメさんの顔も

本当に幸せそうだった。

身体は少々疲れたけれど

明日から更に元気に働くパワーをもらった気分です。

子ども達は

明日から新学期…

大丈夫なのか?起きれるのか?

明日からの不安は多々あれど

なにはともあれ、

真田に会いに行こう!

信州上田で

ブライトウ

これにて終了!

ブライトウ12【善光寺】


2017年04月05日

松代から車で30分ほど走ると

善光寺近辺に到着。

駐車場を探しているとほどほど近いところに

地元の酒屋さんを発見。

3時間300円で止めさせてもらいました。

そこから歩いて善光寺正門へ。

【遠くても一度は詣れ善光寺】

という言葉があるので

今回の旅行の中ではちょっと趣旨のちがう

訪問場所になっています。

今背景に見える門に登ると

内部の仏様は写真撮影不可でも

この眺めは撮影オッケー。

昔も今もこの景色をたくさんの人が眺めていったのですね。

善光寺というと

年配の観光地というイメージがあるけど

この山門の階段は昔の建物らしく

結構ハードなきつい登りになっています。

足腰が丈夫でないととてもじゃないけど

参拝は無理ですね。

「真田は・・・?」

というので真田家の慰霊碑に手を合わせます。

本堂に向かい内陣へ。

まずは

お戒壇めぐり。

階段をおり、真っ暗な回廊を

右手の壁だけをたよりに進みます。

途中扉と錠前があり、

それが御本尊との縁を結ぶ

たった一つの手がかりなんだそうですが

家族誰もよくわからないままに表に出てしまった。

よくわからなかったというと

もう一度どうぞとお坊さんに促された。

次男は怖かったようで「もう行きたくない」と拒んだが

一人で待っているのも心細いのか

全員で二度目のお戒壇めぐりへ。

「暗い・・・目がおかしい・・・」

泣きの入る次男をだましだまし

今度は極楽の錠前の感触をしっかりと全員で確認する。

あぁ良かったねと表に上がると

長男は

「もう一度行きたい!」

とノリノリだが

次男は断固拒否。

そんな時お坊さんから

「間も無くご祈祷がありますので

御本尊を拝むことができますよ。」

と教えてもらったので

奥に御本尊があるという瑠璃壇の前で待つことに。

この善光寺の御本尊さまは

一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)といって

日本最古の仏像として絶対の秘仏とされています。

善光寺はこの日本仏教の根本である

この御本尊への信仰であり

宗派を超えてすべての人々を受け入れてきたのだそうです。

ほどほどしてご祈祷が始まり。

カンカン!

と鐘の合図とともに戸帳が上げられ

ほんの少しの時間ですが

御本尊御を拝むことが出来ました。

次男だけは先ほどのお戒壇のショックで

寝ていましたが。。。

一応見たいと思ってやってきた資料館も

子どもたちには少々早かったようなので

仲見世にあるおそばやさんへ。

みんな各々好きなものを注文するが

ヨメさんは信州そばはあまり好みでないらしく

カツ丼を注文。

僕はてんぷらソバでしたが

やっぱり山形のソバの方が口に合うなぁという印象です。

子どもたちもみんなそういった顔をしています。

お蕎麦屋さんの目の前のお店に

魅力的なものを発見。

「甘酒ソフト」と「みそソフト」

たしかに味噌の香りがするし

甘酒の雰囲気もある。

二人はたいそうなお気に入りようです。

長男だけはジェラートにパクつき

ヨメさんの買い物の時間を過ごします。

仁王門、阿吽の像を見学していると

必死にハトを捕まえようとしている三男が

タクシーの運ちゃんに話しかけている。

次男は決してそんなことしないが

長男三男は人見知りがなく

知らない人にも話しかけることに躊躇がない。

お戒壇も長男三男は平気だし

似ているな・・・この二人。

「お母さんまだ〜?」

おみやげ屋さんに引っかかるヨメさんを迎えに行くと

やはり長男は今回の旅で何度話したかわからない

必殺のパターンに持ち込む。

「僕たち山形から来たんです。

これ僕のお父さんが作ったしおりなんですけど見てください」

すごいねって

言われるのが気持ちいい、気分がいいらしい。

よかったねぇ。

山門を出て先ほど車を止めた酒屋さんへ。

信州の酒を何種類かに分けて

おみやげと着替えや荷物でパンパンになった

車に積めるだけ買って帰路につく。

 

帰りは新潟を通って帰ることにしたんだけど

善光寺からのナビ通りについていったら

なんとまさかの山越え!

本当は平地を高速でノンストレスで帰りたかったんだけど・・・。

車が走り出すと

三人とも爆睡。

寝てるうちにできるだけ進んでしまおうと

結局5時間半で2回の休憩のみで自宅へ到着。

途中で食事をしようかとも考えたけど

早く家に帰りたい。

旅行もいいけどやっぱり家が一番いい。

そんなこと言って帰ってきました。

終わりだけど・・・

つづく。

 

 

 

 

ブライトウ11【真田宝物館】


2017年04月05日

和室の布団でだったので

ぐっすり眠れて6時から朝風呂。

昨日のお風呂とは男女交換してあり

露天にあったつぼ風呂はなかったのが残念。

7時からの朝食を済ませ

8時にチェックアウト。

真田近辺の予定で回りきれていない

移動時間3分の長国寺へ。

とにかくすごく道が狭い。

松代周辺は道が狭いので拠点を決めて車を止めて

歩いて回るのがオススメですね。

ここは真田信之の霊廟があるということで

手を合わせに来ました。

ところが霊廟見学には事前の予約が必要だったようで

塀の入り口には鍵がかかっていて入れません。

時間の関係上ここは塀の外からですが

手を合わせて済ませます。

ちなみに信之の息子の信政のお墓があるのもこのお寺です。

そして歩いて行ける距離にある

真田宝物館に到着!

本来は松代散策の昨日訪れるはずだったけど

まさかの「火曜休館」

一度は諦めかけたが諦めきれず

今日三日目のスケジュールを昨日回ることで

来館が実現しました!!

子どもたちの執念に動かされた格好です。

開館時間は9時からなのですが

入り口の前に並ぶ。

もちろん我が家しかいません。

9時ちょっと前に特別に入れてもらい

中を見学。

写真撮影が禁止なのが残念ですが

さすが真田の資料を日本一有する宝物館

本やネットで見た書状の原本や

絵などがならび、

子ども向けの真田クイズを解きながら

楽しく見学。

ちょうど今日はリニューアルオープンということで

「真田と馬」のテーマで

武田騎馬隊の流れをくむ

信州の馬、馬具、文化などが展示されていました。

なかでも

馬の目を見ると気性がわかるとして

馬の目と気性一覧図が面白かった。

一通り見学し

唯一写真撮影の出来るという

子ども向けの広場に行くと

なんと、夢にまで見た鎧兜と剣、

それも子ども用で試着無料とのこと!!!

大はしゃぎで着せてもらいます。

長男は赤

次男は黒

三男もこの通り!

この旅でずっと見せつけられていた

憧れの鎧兜を実際に切ることができて

子どもたちの中では

「幸村」に「昌幸」になれる

エキサイティングな瞬間です!!!

見てみて!かっこいいでしょ!???

大満足のこの表情

体格のいい長男にはサイズがぴったり!

陣羽織もあって決まってます。

三男も大満足!!!

おまけに僕もヨメさんも

陣羽織ときものをきて家族で戦国時代へタイムスリップ!

松代なので

川中島の一騎打ちの再現シーンで

盛り上がる3人。

「真田宝物館来て本当に良かった!!!!!!!」

お城よりも

武将になれたこの時が一番嬉しく楽しかったそうで。

次男は

「僕の幸村になるっていう夢叶った!!!」

長男は

「この旅で一番興奮した!!!」

と涙を流していました。

連れてきて本当に良かった。

全員満足したところで

惜しまれながらも松代を離れ

この旅最後の目的地へ。

 

つづく

 

 

 

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