ナイトメア
2015年09月29日
…あぁ。
コレ次男が
大事にしてたんだよな…
バラバラに分解され
床に散らばった
おもちゃを拾い集める。
部品をガチャガチャと
組み合わせながら、
なんでこんなのが
好きだったのかなー。
とか考えながら
夢中で組み立てる。
そしてやっと完成。
嬉しくなって
『良かった。これで元通り!』
と、思わず口から出た。
その言葉に
自分で腹が立ってくる。
そうじゃない。
そんなんじゃない。
こんなオモチャ
元通りにならなくっていい。
だって
その次男は
もうこの世にはいないのだから。
それよりも
亡くなった次男と
また元通りに一緒に暮らしたい。
このオモチャは
バラバラのまんま
ずーっとこのままで構わないから
次男を生き返らせて。
お願いだから
お願いだから
お願いだから…。
大きな声を上げて嗚咽。
涙が枯れる程に
号泣する。
その涙が流れて
耳に入ってくる。
たまらず
その涙を拭うと
ハッと夢から覚めた。
『良かった…夢だった…』
寝汗と涙で
びしょ濡れだったが
急いで寝ている次男の顔を覗き込むと
スースーと呼吸をしている。
顔をひとなでして
やっと一安心。
夢とはいえ、
とてつもなく
心臓に悪い。
もう二度と見たくない。
でも夢の中で
次男の代わりに残された
オモチャを抱き、泣いている時
頭を巡ったのは
『もっと一緒にいてやりたかった』
『もっと一緒に遊んでやれば良かった』
『もっと抱きしめてあげれば良かった』
との後悔の念ばかり。
幸いに今回は
夢の話で
次男はピンピン元気で生きている。
しかし、
今、
【もし】
子ども達に死なれたら、
後悔の残らないような
接し方をしていないなぁ。
と、強く感じました。
一緒に
ごはん食べたり
お風呂入ったり
笑いあったり
ケンカしたり
何気ない毎日を
もっと楽しみ
もっと味わって
もっと感謝しながら
過ごさないと
いけないなぁと
分かっているつもりで
分かってなかったことに
チョットだけ気づかせてくれた
昨晩の夢を
味わった感情を
ずっと忘れずに
過ごしていきたいなぁと思います。
今日1日は
なんだか次男には
甘く
優しくなってしまった
父ちゃんでした。
今晩は子ども達と
一緒に寝たいと思います( ^ω^ )
※今日の投稿は昨晩見た
【夢】の話です。
次男は至って元気です