ぼく、がんばってるんだよ!
2014年02月27日
わが家の次男JUN平さんの通う幼稚園から
「成長振り返り表」
なるものをもらってきました。
それは(通知表みたいなもの)で、
園での生活の中で、
ここががんばってる!とか
こんな一面があるといった部分を教えてくれます。
僕がこの振り返り表で特に気に入っているのは、
他の園児との比較は一切なく(ヨコの比較)
以前の本人との比較(タテの比較)で
伸びた部分を褒めてくれるところです。
5歳になったから、とか
周りのみんなと比べて
これくらいできて当たり前!
というような評価を一切しない幼稚園の姿勢が
子どもを預ける親としては大変ありがたく、
感謝しているところです。
その振り返り表には
担任の先生からのコメントを書く欄があり、
「本当によく子どものことを見ていてくれるなぁ!」
と、感心するばかりです。
その先生からのコメントを受けて、
父兄からの一言を書いてさらに園に提出する訳なんですが、
そこは毎回ヨメさんにお願いしています。
それを読んでの疑問が一つ。
「コレ、次男にキチンと読んであげたの?」
とヨメさんに聞くと、
「ううん?まだ。」とのこと。
こりゃいかんと思い、
お母さんがこう思っているということを
僕なりの脚色を加えて改めて伝えてあげました。
原文
【自宅では、雪遊び、縄跳び、お絵かき、
仮面ライダーごっこをして遊んでいます】
僕:「おうちで雪遊びしたり、縄跳びしたり、
お絵かきや仮面ライダーごっこして
楽しそうに遊んでるあなたの姿を見るのが
お母さん大好きなんだって!」
J「うん。」(こくりとうなずく)
原文
【縄跳びは、昨年まで跳べなかったのに、
たくさん練習をして跳べるようになったので
すごいと思います。】
僕:「縄跳び、去年まで飛べなかったけど、
ガンバっていっぱい練習したら跳べるようになったのが、
お母さんスゴイ!って思ってるんだって!
がんばってやったもんね!」
J「うん!」(表情がぱっとあかるくなる)
原文
【家でのお手伝いでは、お風呂そうじを
毎日がんばってくれて助かっています】
僕「毎日がんばってお風呂そうじしてくれてるから、
お母さん助かってるって!
毎日きれいなお風呂に入れるのは
JUNちゃんのおかげだって!」
J「うん・・・。」
そう言うと、うつむいてそそくさとその場を立ち去る次男JUN平さん。
追いかけて、どうしたのかとたずねると、
大きな目から、
大粒の涙がひとつぶポロリとこぼれてた・・・。
僕ら大人は
「できるようになったのか~。よくがんばったね!」
と軽く、済ましてしまいがちですが、
本人にとっては、
お父さんお母さんに褒めてもらいたい一心で、
「見て見て!」
って言いながら縄跳びを何回も繰り返しチャレンジし、
最初は泡だらけでちっともきれいにならなかった
お風呂そうじも
今では手を掛けることなく全部任されるようになったこと。
それらは全部、本人にとっては
がんばってがんばって、
一個づつクリアしできるようになったこと。
次男という立場は、
自分より何でもできるお兄ちゃんと
自分よりできなくても褒められる弟に挟まれ、
褒めて欲しい
認めて欲しい
自分のことを見て欲しい!
そんな気持ちを凄く持っているのだと
改めて思いました。
【僕もがんばってるんだよ!】
子どものそんな気持ち
もっともっと汲んであげられる
ようにならないとな~と反省です。
「そんな一生懸命に
がんばってるところを見るのが
お父さんお母さんは大好きだよ。
今度は年長さんだから、
一生懸命に頑張る姿を
弟や、小さい組さん、真ん中組さんのお手本になってね!」
お父さんと指きりをして約束。
子どもの心、
分かってあげられる
大人になっていきたいと思います。