ブライトウ大阪【2日目】〜天空の城竹田城〜
2019年04月02日
6時に起きてひとっ風呂浴びて
6時半からの朝食バイキングへ。
このホテルのお風呂は
姫路城の歴代城主家紋のレリーフがあったりして
とってもゆっくりできた。
大満足。
このホテルは結婚式場もやっているらしく
とても綺麗で素敵なしつらえです。
僕の朝食は
和食中心ですが
取りすぎたかなぁ?
好きなものを好きなだけ
子どもたちにとって
バイキングほど楽しい食事はないらしい。
まぁ
どこに行っても
とってくるメニューは決まっているようですが・・・
楽しい時間はすぎるのが早く
予定時間を軽くオーバー。
三男よ
朝食とは
フルーチェを11個食べることではない。
もうすぐ中学生
大人っぽくなってきました。
彼はまだこのあと訪れる
修練のことな知る由もない。
綺麗で快適で美味しかった姫路のホテルを後にして
姫路城とお別れ。
車窓からヨメさんの撮影。
昨日よりも空が青くお城が映えます。
二日目の予定はこんな感じ。
我ながらハードスケジュールです。
父ちゃんがんばんなきゃ。
車で北上すること一時間。
目的地付近に到着。
そうです。
天空の城竹田城に到着。
竹田城跡は、山城遺跡として全国でも
まれな完存する遺構であり、
虎が臥せているように見えることから
「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも
呼ばれています。
晩秋のよく晴れた早朝に朝霧が発生することがあり、
但馬地方の風物詩となっています。
この雲海に包まれた姿は、
まさに天空に浮かぶ城を思わせ、
いつの間にか「天空の城」・「日本のマチュピチュ」
とも呼ばれるようになりました
この幻想的な風景を一目見ようとたくさんの人々が訪れるそうです。
登城ルートはいくつかあるらしいのですが
最近、この竹田城は大変有名になり
観光に訪れる人が増えたため
天守台近くまで行ける駐車場には
乗り入れが禁止され
無料だった登城も
入城時間が設定され
料金がかかるようになったのだそうです。
通常であれば
駅からぐるっと反対側に回って
天空の駅「山城の郷」から
シャトルバスに乗っていくのが最短ルートらしいのですが
①竹田の街並みから外れた場所にある
②シャトルバスの発車時間に合わせる自信がない
以上の理由から
最新の登山ルート
「駅裏登山道」を選択。
木村酒造の建物をくぐり
最近見なくなった
踏切を渡り
電車を見送り
寺町通りへ向かいます。
この通りを駅方面へ向かいます。
石屋さんなのかな?
ピカチュウにおはよう!
さっきまでおんぶしてたのに
興味の対象物があると
俄然元気になる。
よっつめのお寺の先に
駅裏登山道があります。
相当な上り坂が予想されるのですが
事前にそれをヨメさんに伝えると
「待ってる」とか言われかねないので
黙っておくことにします。
いきなり音を上げる三男をおんぶする長男。
けっこうな山
登る
登る
石垣もところどころに現れて
気分は盛り上がります
登って
ちょっと休憩
途中雨が降ってきて
冷たいんだけど
汗もかいてきて暑い。
なんだか修行のようになってきました。
後ろから追いついて追い抜いていった
外国人女性二人組を見つけた三男、
ここぞとばかりにスタスタ登り
その二人についていき
家族は置いてけぼり。
おいこら!
登れるんじゃないか!
なんとかかんとか30分ほどかけて
800メートルの登山道を登りきり
入城チケットを購入。
かなりのざんざん降り。
一人だけ体力を温存した三男が
先に先にと行ってしまうが
追いかける体力も気力もない4人。
ここからさらに
天守台まで200メートル
でも目の前に現れた石垣に
めちゃめちゃ興奮します。
この石垣の積み方は
石の形をわりかしそのまま用いた
野面積みといって
安土城などの石垣を積み上げた
石工集団「穴太衆(あのうしゅう)」が
用いた積み方なので
「穴太積み(あのうずみ)」と呼ばれています。
竹田城跡のナワバリは
天守台を中心に三方向に大きな曲輪を配置し
全ての曲輪は石垣で構成されており
「横矢」と呼ばれる
城壁に角をつけて敵を横から攻めるしかけがあり
それを連続して配置する
「雁行」というお城の作りになっています。
階段を登りきると
北千畳
見たかったこの眺め!!
ここから順路に沿って進むと
三の丸・二の丸と続きます。
今来た虎口から北千畳を振り返る
三の丸到着
さっき登ってきたのがこちら
ずいぶん高いところに来たもんだ。
二の丸
後ろに見えるのが天守台
あれ?
雨があがった・・・
いよいよ木道を通って
天守台へ!
アレレ???
いきなり日が差してきた!!!!
信じられない!!!
天守台より北千畳をながむ
すごい!
暑いくらいに天気が良くなってきた!
こんなことって!!
我が家の中の誰かが
歓迎されてるとしか思えない!!
南千畳方面
花畑方向には桜がひと枝だけさいていて
なんともきれいだった。
先ほどの外国人のお姉さんから
写真を撮ってもらう。
なんていい天気だ。最高〜!!
この景色見たら
日本のマチュピチュって言われるのわかる気がする。
この竹田城が築かれたのは
1441年と言われていて
山名氏と赤松氏の対立に際し
山名氏が最前線基地として築いたのが始まりだそうです。
よくぞこんなところに
お城を築いたもんだ!
と感嘆しきりです。
天守台をあとにして
南二の丸方面へ。
こちらからしか下れません。
ぐるっと回ると
南千畳へ繋がります
けっこう崖は怖いです
南千畳へ
ポカポカで気持ちいい
南千畳からみた天守台
どこから見ても見事です。
40分かけて登った道も
帰りは早い。
階段の石の隙間に咲く花を見つけた。
これなんの花??
帰ったら調べてみようねって行ってたら
これだ!
って次男が発見。
こぼれ種から花を咲かせたんだね。
その生命力ってすごいよねって言いながら
どんどん降る。
おんぶしたひと
おんぶされたひと
明暗くっきり
本当に不思議なんだけど
帰りの降りになった途端に
黒い雲が空を覆って
また土砂降り。
絶対に歓迎されてたんじゃない?僕たち。
観光案内所にもどると
ヨメさんは全く興味などあるはずのない
歴史資料室の説明シアターに座って動かない。
相当堪えたらしい。
土砂降りだから
やめない?
って言ったけれど
どうしても諦めきれなかった三男のお楽しみ
鯉ソフト(鯉の餌30円)を購入し
この顔
ダイナミックにぶちまける
けっこうな土砂降りの中
少々お土産を買い
次の目的地へ。
予定では9時出発予定だが
すでに11時半。
2時間半押し。
目的の場所へいけるのか?
この旅。
つづく。