感動!涙の沖縄三日目
2016年04月06日
おっさんの朝は一番早い。
ベランダから海を眺めて
唯一の一人の静かな時間を楽しむ。
ヨメさんが起きてきた。
今日はどうしようかこうしようかと
話をしているうちにみんな起きてきたので
少し早く朝食へ。
朝食会場は2つのうちから選べて、
まずは一階の海辺のレストランへ。
ここで最も言いたいのは
【ゴーヤチャンプルーマジ美味い!】
ってこと。
今まで食べたゴーヤチャンプルーってのは
結構苦くて渋くてえぐい。
そういうもんだと思っていて
なんとなくそれを我慢しながら食べるものだと思い込んでいたけれど
ほのかな苦みで本当にほろ苦いくらいで
ご飯も進むし、お代わりをして食べてしまった。
モノが地物は違うのか?それとも
調理法が違うのだろうか?
山形に帰ったら今年はゴーヤを育てて
苦みの抜き方を研究して
毎日ゴーヤを食べてみたいと思った。
今日は一路北へ向かい
日本で一番人気にもなったという
道の駅許田(きょうだ)にプラリと寄ってみた。
揚げたてのサータアンダギー。
なんとか麦茶で乗り切ろうとしたが
それを許さない三男に押し切られて
マンゴーラッシー。
てんぷらや弁当などなど
美味しそうなモノがいっぱいあって
しかも安い!
人気があるのも納得です。
本日最初の目的地は
古宇利島の海!
両手に広がるエメラルドグリーンの海を
全長2キロほどある古宇利大橋を渡って突っ切ります。
圧巻の景色!
目の前に海が広がった瞬間、
誰よりも大きな声を出して
拍手を打ってよろこんだのはヨメさん。
泣いてる横顔を見て
本当に来てよかったなぁと思いました。
カートに乗って古宇利タワーへ。
とにかくハイテンションのヨメさん。
喜び方が半端ない。
古宇利タワー最上階からの眺め。
昨日までの曇りの天気では
こんな海の色にならなかったんじゃないかなぁ。
沖縄三日目で今日が一番天気がいい!!
神様がこの人に
日頃のご褒美をくれたんだなぁと
心底思う。
お次のリクエスト地は
古宇利島をぐるっと半周回った反対側にある
てぃ〜ぬ浜のハートロック!
足をつけてる人がいるので
もちろん僕たちも!と思いきや
「私はイイ。」
とヨメさんまさかの浜に降りることすら拒否。
浜辺でビデオを回しながら写真を撮り
子ども三人を面倒見る・・・
そんなの一人でできるか!!!
と何度も言ったんだけど。
ハートロック。
アレ?
足元??
滑って転んで擦りむいた。
でも大事には至らずでよかったよかった。
ここでまたしてもヨメさんの
豪腕発揮。
目的地から少し遠回りして
狙ったお店に行きたいと主張。
おまけに
移動中の車で寝てしまった
子どもたちを叩き起こし、
寝起きの機嫌の悪い中
沖縄の名物料理のAランチ。
トンカツ
ハンバーグ
エビフライ
チキンフライ卵焼き
ソーセージ
生姜焼き
スパゲティ・・・
ってすんごいボリューム!
寝起きの三男次男はあまり食べられず。
さすがの僕も
もうちょっと子どもの身になって行動しようと
ヨメさんを諌める。
そしてついたのが
この度最大の目的地の一つである
沖縄美ら海水族館!
美ら海水族館とは海洋公園の施設の一つのことで
そのほかにもイルカ館とかマナティ館とか
いろんな施設があって
やっぱり全部見るには1日がかりになる
すごい公園だったんだと
行ってみて初めて実感。
高そうな一眼レフカメラを持ったお父さんに
写真撮影をお願いする。
お返しにその高そうなカメラで自分も撮ってあげたが
果たしてちゃんと撮れているのだろうか??
子どもたちは最初っから大興奮!!
とくに三男の興奮っぷりはスゴい。。。
わぁっ!とおもわず声を上げてしまった。
目の前に自分の予想をはるかに超える大きさの物体が
悠然と泳いでいる。。。
テレビで見たり聞いたりして
大きいのは知っているつもりだったけれど
この水槽とジンベイザメの大きさと迫力に
大人も子どもも一緒になってみんな
会場全体が興奮しているのがわかります。
おいおい!危ないよ!
なかなかみんなこの水槽の前から離れようとしません。
いつもはあきっぽい我が子たちも
ここは飽きずにず〜っと見ています。
うん。
この水槽だけでも沖縄に来た甲斐があったって思うよ!
そういえばシーサーの前で写真撮ってなかったねって
とりあえず一枚撮ってみた。
うん。
沖縄っぽいね。
あぁ、美ら海水族館楽しかった!
さて、早くホテル帰って海に入ろう!!
というのが子どもたちの希望。
しかし、豪腕ヨメさまは
途中にある御菓子御殿紅イモタルトの館へ行きたいと主張。
買い物に飽き飽きした
子どもたちをなんとか引き止めるのも
もう何度目だろうか。
でももう慣れてきた。
男4人でまた海に入り、
上がったところで問題発覚。
長男次男の背負っていた
リュックが二つともない!
ヨメさんはどこだどこだと騒ぐのだが
そんなのそのうち見つかる!
と、ホテル内の居酒屋「島唄」へ。
海ぶどうがやっぱり子どもたちには一番人気。
アツアツの唐揚げをTシャツに包んでたべる三男。
そりゃぁ白いシャツも汚れます。
目的は昨日のショーのお姉さんたちの
三味線島唄ショー!
舞台の右袖に真剣な目でビデオを除く
長男の姿。
この子、おっかけの素質ありと見た。
この居酒屋のメニューが面白かった。
沖縄の泡盛「暖流」(だんりゅう)を
ソーダで割った
【ダンボール】なるものを注文。
ほんと、ハイボールみたいな感じでグイグイ飲めてしまうのが怖い。
かなり気に入った!
美味しい!!
部屋に帰り
いい感じの疲れと酔いで
よしもう寝るぞ!と思ったら
またしてもリュック論争が再燃。
なんでも中に大事なカードが入っていたらしく
長男泣き始める。
そんなに大事ならもっと大切に肌身離さずに持ってない
自分が悪いんだろう?
明日また探してない場合は諦めるしかないんだから
早く寝よう!
と僕は一足お先に寝たけど
ヨメと長男はまだコチャコチャと揉めてたみたいだ。
見つかる時は見つかるし
どうしても見つからない場合は
何をどうしても見つからない。
世の中ってそんなもんだろうと僕は思うのだが
そうではない人もいるんだなぁと静観。
人間、家族といえども4日間くらいも
ずっとぴったり行動を共にすると
お互いの主張がぶつかったり
わがままやエゴが出てきたりしたりするもので
だから結婚前には旅に出ろとか
いうんだなぁと納得。
自分の意見を主張ばかりしてもダメだし
人の意見を聞くばかりでも息がつまる
結局はお互いがお互いを尊重しつつ
少しづつ歩み寄る。
旅行だけでなく家族の日常の生活でも
同じことが求められるんじゃないかなぁ
そんなこと考えながら
今晩はもう遅いし
明日早起きして
探すことにしようと決めた。
少々後味悪く大感動の沖縄三日目終了。
リュック、見つかりますように。