振興論文授与式


2012年03月28日

去年の年頭、

第一回夢をありがとうを終え、

どうにかしてこの試みを多くの人に知ってもらいたい!

と考えていた僕の目に飛び込んできたのは

理容業界の広報誌の

「理容業界振興論文募集」の文字。

内容をよく見てみると、

○この理容業が振興、発展するような

論文を提出する。

○最優秀賞は、全国の理容組合加盟店

全件に配布される広報誌に

論文を全文掲載される。

○優秀賞・最優秀賞は

24年2月19日に沖縄にて行われる

理容組合全国大会にて表彰される

○その他賞金、賞品もろもろ

というような内容でした。

 

そこでホームページの組合員のページから過去の

受賞作品を読んでみると・・・

 

すごくきっちりとした論文が受賞作として

載っていて、

「確かにごもっとも!」

な論調ではあるけれど、

それを見た組合員が「よし!やってみよう!」

とは思えないんじゃないかと感じました。

 

自分だったら、

夢をありがとうを通して

お客様への目に見えない価値の提供

地域に住む大人としての理容師の立ち位置

そして

読んだ人が分かりやすく、

元気になり、

よし!自分も!と思ってもらって初めて

業界の振興につながるのではないかと思いました。

僕は大学も行っていないので

論文を書いた経験もないし、

論文ってなに?

というような状態だったのだけれど、

 

何事もやってみなけりゃ分からない!

と思って論文を書いてみることにしました。

 

おまけに最優秀賞の副賞が

沖縄旅行なので

家族を、スタッフを連れて

全国大会で表彰してもらうぞ!

 

そう思うだけでとてもワクワク

する自分がいました。

しかし、どうやって書いたらいいのか分からない

締め切りは6月末。

 

そこで、お客様で元国語の先生をしていた

S藤先生に事情をお話ししたところ、

よし!やろう!と二つ返事いただき、

「地域の子どもは地域みんなで育てる

その発信地に床屋さんはなれる!」

と校正のお手伝いを頂きました。

 

発表は秋口。

 

結果は奨励賞。

このことをがっくりと肩を落とし

話す僕に、

「夢がそんなに簡単に叶ったら

おもしろくないだろう?

あなたは世の中に出て行くには

まだまだ早すぎる。

一回二回やったぐらいで、

ちょっと半年考えたぐらいで

いきなりうまくいくわけがないだろう?

今はあせらず、

この試みを継続して

そこで感じたところや

課題展望をじっくりと自分の中に貯めて貯めて

溢れそうになった時にもう一度

ぶつかってみたらいいじゃないか。」

 

この言葉には本当に救われました。

 

そして、必ず、時間をかけてでも

やってみせると決めました。

 

その表彰式が

山形県理容会館にて行われ、

山形県本間理事長より

賞状を頂いてきました。

うれしい気持ち半分、

くやしい気分半分でした。

 

しかし、その帰り道、

最近少しだけ使い方を覚えた

フェイスブックに投稿してみると・・・

多くの方から

励ましの言葉、お褒めの言葉を頂きました。

 

その言葉に

そうだな。

いつまでも悔しがってばかりいないで

前を向いて進まなきゃいけないなって

改めて思うことができました。

中には

論文の内容を読みたい!

とのご希望もありましたので

ホームページにアップして、

一人でも多くの方に読んでいただけたらと思います。

 

まだまだ!

夢は続くよどこまでも!

 

2011年理容業界振興論文

↓↓

https://rihatsukan.com/events/%e7%90%86%e5%ae%b9%e6%a5%ad%e7%95%8c%e6%8c%af%e8%88%88%e8%ab%96%e6%96%87/

 

 

 

 

 

 

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