宇都宮遠征


2025年10月14日

連休最終日は宇都宮へ
目的はふたつ
ひとつめは三男の野球の観戦と応援
ふたつめは千葉に住む長男との合流
ホントはひとつだけだったんだけど、
行き渋るヨメさんを連れ出すカードが
【長男召喚】だった。
ダメ元の軽い気持ちで長男に打診すると
【弟の野球が見たい】と
二つ返事で了承し
仕事明けで新幹線に乗り
宇都宮で落ち合った。
一緒に野球を観戦
三男も兄の前でいいところを見せようと
気を奮ってるのがよく分かって
がんばる姿が見れて
往復1万円かけて
来た甲斐があった!
と長男は喜んだ。
ヨメさんの心中は
もう野球どころではなく(三男ゴメン)
2ヶ月ぶりに会う長男に
全てを奪われた。
野球観戦後、大谷資料館に立ち寄った
ヨメさんは終始ニコニコ
とても嬉しそうだった。
ギョーザを腹一杯食べさせ
新幹線に乗る長男を駅に送った。
見送る直前まで
お菓子食べる?
フルーツ持っていかない?
カップ麺いる?
手当たり次第と言っていいほど
車の中に積みこんだものを
長男へ預けようとする。
答えはほとんど
『大丈夫だよ』
と断っていた。
もちろん電車で帰るので
大荷物にしたくない
という気持ちもあるとは思うけど
その大丈夫は
自分で選んだものを
自分で買うから
お母さん
心配しないで大丈夫だから。
僕も同じようなやりとりを
帰省する度に母と
何度も何度も繰り返した。
心配する母の気持ち
精神的に自立しようとしている
息子の気持ち
今は両方の心象が
よく分かるような気がする。
ヨメさんはまた泣いていた。
成長する息子の姿の陰にあるのは
日々の生活の中にある
不便なことや我慢しないと
いけないことであり
親の見えないところで
たくさんの人と出会い
様々な経験をしているからこそ
顔つきも態度も変わってくる
それが見て取れるから
親は不憫に感じてしまうのだけれども
それは嬉しいことだ
喜ばしいことだ
誇らしいことだ
涙をポロポロ溢すヨメさんを
慰めながら帰路についた。
いきなり当日思いついた前日泊
往復600キロ
体は疲れたけれど
心は充実フルチャージ
元気出た!
元気もらった!
また今日から仕事も
がんばれそうです。

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