伝統とは


2025年05月04日

我が家のこの伝統
いつから始まった?
長男から聞かれた。
子どもたちがまだ小さく
子育て専業だったヨメ様に
誕生会の会場装飾をまかせたところ
彼女はきまぐれに
カレンダーの裏に手書きのメッセージを
書いてくれた。
『うまれてくれてありがとう』
まさに気まぐれで書いた物なので
毎回書くと言う訳でもなく
気が向かないと書かない。
兄の誕生日には手書きの装飾があるのに
弟の時に何もないのは
ちょっと気の毒だと思い
ダンボールの裏に
誕生日メッセージを書き始めた。
あれから10数年
誕生日のメッセージは父の役割となり
年3回書き続けた。
毎回変わり映えはしないけど、
今ではサッと書けるようになった。
もう一つ言うならば
最初は買ってきたケーキを
みんなで食べていたが、
誕生日には家族みんなでワイワイ
ホットケーキを焼いて
それを誕生日ケーキにしてる
と言う話を聞いて
手作りのケーキを用意するようになった。
自分たちで思い思いにペタペタ塗り
作るケーキは格別プライスレスである。
子どもたちにとって
人生の大半、誕生日という節目に必ずあるもの
それを我が家の伝統と感じている。
伝統と呼ばれるものの
始まりのきっかけはほんの
些細なことなのかもしれない。
子どもたちが親になった時
きっと思い出すはず
我が家の伝統のことを。
父の思い母の思い
そして君が生まれてきてくれて
こんなにも世界が輝いて見えた
1日早いけど
生まれてくれてありがとう。

ブログカレンダー

2025年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

アーカイブ