拾える人
2015年11月03日
サイクリングの途中
『あっ!』
と声を上げて自転車を降り
何やら拾ってきた次男。
手にはタバコの空箱…
『えらいね!ラッキーだね!』
注:我が家ではゴミを
【ラッキー】と呼び、
拾うと幸運が来ると教えてある。
素直にゴミを拾える
子どもになってくれたのかと
嬉しい反面、
コレ捨てたの
大人だよな…
大人が散らかしたゴミを
子どもが拾って歩く世の中なのかと
悲しくなる。
同じ大人として
恥ずかしく思うのです。
誰かが捨てたゴミを拾える人は
ゴミを捨てたりしない。
ゴミを捨てないだけでなく
拾える大人に自分はならなきゃな
そんなこと考えながら
次男の手からタバコの空箱が離れ
ゴミ箱に吸い込まれていくのを
じっと見送った。