お母さんは僕が守る
2014年09月26日
お風呂上がり。
こんなものが置いてあった。
って長男を褒めまくった次の日。
今度は次男が燃えた。
おにいちゃんがあんなに喜ばれてるんだから僕も!とのことらしい。
『おとうさんだーいすき』
『おかあさんだーいすき』
と書いてパジャマに置いてくれた。
じゃあ、
『お父さんとお母さんどっちが好きなの?』
何気ない疑問から
思いがけない展開に…。
『ご飯作ってくれるからお母さん!』
『お母さんはすぐに怒る。お父さんは怒らない。だからお父さん!』
『お母さんが怒るのはいろんなこと考えてくれてるから。お父さんは仕事ばっかりしてる!』
『お父さんが仕事してるのは僕達の為だ!』
『お父さん!』
『お母さん!』
と、どこまで続くのか
終わりの見えない
我が家のこの言い争い。
そしてついには
【お父さんとお母さん、
か一人だけと一緒に暮らすなら
どっちを選ぶ?】
という究極の選択に。
『料理の上手なお母さん!』
『お金稼ぐお父さん!』
出ない答えに
困り果てた様子の長男は
『両方一緒じゃダメ?』
と何度もうかがう。
ついに
がっくりうなだれ
絞り出すように一言。
『お母さんと暮らす…。
僕はお母さんを守らなくちゃいけないから…。』
とポロポロ涙をこぼし始めた。
意地悪言ってゴメンね。
そんなの選べないよね。
可哀想なことしちゃったねと、
言っているヨメさんの顔は
とてもうれしそうに見えた。
とうちゃんも、
お母さん思いの優しい子に育ってくれて
ホントにうれしいよ。