40周年記念式典


2012年10月28日

今日はわが子二人がお世話になっている

たかだま幼稚園創立40周年記念式典および祝賀会が開催されました!

 

土曜日で本当は仕事なのですが、

無理言って休ませてもらい、

出席してきました。

 

なぜかというと、今年、僕はPTA会長の役職を仰せつかっており、

創立40周年実行委員長も兼任させていただいております。

 

朝、幼稚園に着いて園長先生と打ち合わせ。

その後その他の役員のみなさんと先生方の控えている部屋へ入ると・・・

すっごい緊張感!!

みなさんホントに緊張されているようで・・・。

実行委員長がこんなにのんきでいいのかしら。

まぁ、たかだま幼稚園の40回目のお誕生日、

みんなでお祝いしましょう!

 

ということで緊張感あふれ、

厳かな雰囲気の中式典がはじまりました。

 

理事長先生より、

たかだま幼稚園の誕生からこれまでの歩み、

そしてこれからの幼児教育の重要性、

になうべき役割についてお話頂きました。

 

僕の出番は、幼稚園へ実行委員会より記念品の贈呈と

園児のみなさんへの記念カレー皿の贈呈でした。

 

向かい合って

目を白黒させながら緊張している

YUと君が、とっても印象的でした。

そして、

アトラクションの年長児による

掛け合いのお祝いの言葉と歌、

そして太鼓の演奏!

 

右奥がYU作さん。

でもなんだか、目をゴシゴシこすったり、あくびしたりと

とにかく落ち着きがない・・・。

きっと昨日緊張して眠れなかったのかな?ぷぷぷ^m^

半年にわたり、太鼓のご指導いただいた、

ジャネット先生、ありがとうございます!

とても素晴らしい演奏でした!

よくがんばったね!みんな!

 

しかし、日本の伝統文化であるはずの太鼓を、

アメリカ出身の方に教わる日本の子どもたち。

どうしても違和感を感じてしまいます。。。

 

ジャネット先生がどうこうではなく、

子どもたちにはきちんと私たち大人が

日本の文化の素晴らしさ、大切さを伝えていかなければと思いました。

 

そして、会場どんでんのあと、

祝賀会がはじまりました。

ここでやっと、僕の出番、実行委員長挨拶です。

 

こんな感じのことを話しさせていただきました。

 

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子どもは、親にとっての宝であり、家庭の宝です。

家庭の宝は、地域にとっても宝です。

地域の宝は、国の宝ですよね。

国の宝とは「国宝」です。

 

先生方や、保護者のみなさんは、

その国宝を世の中に送り出す側の人、

つまり「人間国宝」なのです。

 

本年、羽陽短期大学付属たかだま幼稚園は創立40周年を迎えました。

40年の長きにわたり、

子どもの持つよさを認め、

一人ひとりの個性を生かし、

さらに可能性を伸ばすという教育方針の元

「たくましく」「かしこく」「だれとでも仲良く」「まっすぐな心で」をモットーに

地域の宝である子どもたちを磨き育て

世の中に立派に送り出し続けてきた先生方と

PTA諸兄に深い敬意を表すと共に感謝を申し上げます。

 

私の母親や妻を見ていると、

母親とは本当に無欲なものだと思うのです。

わが子がどんなに偉くなるよりも、

どんなにお金持ちになるよりも、

毎日元気でいてくれることを心の底から願っています。

そしてどんなに高価な贈り物よりも、

わが子の成長した姿や、

わが子の優しい一言で、十分すぎるほど幸せになれるのです。

 

そんな母親を泣かせたり、悲しませたりすることは

この世で一番いけないことなんだなと、

小さかった子どもの頃の私は強くそう感じたのです。

 

親子のコミュニケーション、最も小さなコミュニティの家庭こそが

欠くことのできない最も大切な教育の場です。

しかし親、PTA、そして先生方という人間国宝が一丸となり、

幼稚園は、国の宝が一同に集まって輝きを放ち、

その地域を明るく照らす、これからもそんな場所であり続けることを

心から願っています。

 

以上40周年記念誌実行委員長挨拶より

============================

 

たくさんの人間国宝の方々と語り合い、

懇親を深めさせていただきました。

たくさんの方からいろんな角度からの

ご指摘や感想を頂くいい機会となりました。

 

祝賀会が終わって

園長先生をはじめとする先生のみなさん、

お手伝いいただいたPTA役員のみなさんと、

お疲れ飲み会。

 

去年までは幼稚園関係は全部T子さんにお願いしていたので

先生方や、PTA役員のみなさんとゆっくり話する機会に恵まれて

本当によかったと思いました。

会場をかたずけて、

去年からお世話になりっぱなしの

前PTA会長のS木さんと園長先生ともう一軒反省会。

ところが、

T子さんから電話があって、

YU作さんが熱を出しているとのこと。

 

昼間の落ち着きのなさって

緊張じゃなくって

体調不良だったのね???

お店の営業が終わるころ、

早々に家に帰って

水枕を作り、食器を洗い、

洗濯物を干し、そしてたたみ、

子どもをお風呂に入れて

とろける様に寝ました。

 

でも無事終わって一安心です。

 

 

 

 

 

 

 

 

とおちゃん弁当


2012年10月25日

ブログの更新滞ってしまって申し訳ございません。

YO介さんは退院後、

T子さんの山形の実家へは里帰りせず、

まっすぐに我が家に来ました。

こんなに早く家族5人で暮らせるなんて

うれしい限りです。

しかし、

三度の食事と、

掃除に洗濯、

買い物にYO介さんの沐浴と

何とも時間が・・・。

いつも当たり前になっていた

家事をしっかりとやってくれていた

T子さんのすごさをまざまざと感じ続けました。

おまけに、

JUN平さんの赤ちゃん返り、

発熱、おまけにアデノウイルス感染、

夜中の夜泣きと、

本当に「子育てしてるな!!」って感じのする時間です。

毎日朝から

バタバタ。

 

そして、

毎週月曜日は

うちの幼稚園では「お母さん弁当の日」になっているんですが、

産後休暇中のT子さんに代わって、とおちゃん弁当にチャレンジ!

その1

枝豆、生姜焼き、味付け卵に

栗ごはんの俵おにぎり。

JUN平さんは発熱のためお休みです。

 

その2

豚肉のムニエル、ブロッコリーに、チキンナゲット。

肉だらけになっちゃった。

その3

チャーハンに生姜焼き、ブロッコリーにはんぺん。

毎回喜んで、残さず食べてくれるので大助かりです。

 

お母さんは動けない、

赤ちゃんは増えた、

とおちゃんが仕事しながら家事をしている。。。

 

今はスクランブル、非常事態だということ、

一家力を合わせて暮らさないといけないということを、

二人の子どもたちは

どこかで敏感に感じてくれていて、

母親がいないこと、

弟ができてうれしいこと、

自分を向いて欲しいこと、

甘えたいこと、

様々な感情に耐えてくれている姿に

本当に涙がこぼれそうになります。

 

何年後かに、

「あのときはがんばったなぁ。

でも、自分たちで力を合わせて乗り切った、

そだてたんだね。」

って笑って言えるように、

とおちゃん、顔晴るよ!!YOちゃん、笑うようになりました。

 

誕生!!


2012年10月06日

ご報告です!

 

10月5日18:00ジャスト。

3652グラム

伊藤家三男

誕生しました!!

 

4日午前、定期健診に行ってきたT子さん、

すでに3500グラムを超えている赤ちゃん。

あまり大き過ぎると生むのが大変になるということで

JUN平さんの時にも効果絶大だった

【おまじない】をしてもらってきたとのこと。

 

JUN平さんの時は

【おまじない】をしてもらった

その日の夜から陣痛が始まり、

日をまたいで夜中に生まれました。

 

ということは・・・

4日の夜に生まれる???

とドキドキの緊張感の中、眠れぬ夜を過ごして

5日を迎えました。

 

朝から出産が近付いてきているのを肌で感じているT子さんは

テキパキと掃除や片づけと、

自分が入院中の準備をしていました。

そしてお昼過ぎ、陣痛らしきものが来た!

ということで病院に電話。

すると

「2時半からの外来に来て診察を受けてください」

とのこと。

2時半まで待って、病院に行くとあれ、あれ、

大混雑。

一瞬お店に戻って30分後に病院に戻ると、

T子さんから電話で

「今すぐ来て」

待合で待っていたので歩いて陣痛室へと移動するT子さんを発見。

聞くと内診中に破水したとのことでした。

そして、陣痛室滞在15分ほどで分娩室へ。

 

この日はまたまた大混雑で

分娩室が空いておらず、

手術室での出産となりました。

 

三度目の立ち合いになりました。

そして2時間後、

無事誕生!!

何度経験しても、

 

がんばれとしか言えなずに

自分は何もできない無力感。

そして

僕の子を命がけで生んでくれるT子さん対して、

感謝という言葉では表せないような

ありがたい、愛おしいような

そんな感情から、涙が溢れてしまいました。

泣き顔の二人。

そして

実家で預かってもらっていた

兄ちゃん二人が小躍りしながら

参上!!

まずは二人とも抱っこのおねだり!

初めてお兄ちゃんになったJUN平兄ちゃん。

 

そして

お兄ちゃん歴3年で余裕のYU作兄ちゃん。

10月でもランニングシャツ。。。

 

「おとうさん!名前は~?」

 

「この子はね、YO介さんだよ!」 

 

「YOちゃん!生まれてくれてありがとう!」

 

最高にハッピーな一日になりました!

これからもっともっとにぎやかになります(笑)

 

入院中、仕事に家事に育児にと

大車輪の活躍が求められる父ちゃん。

 

うまくできないことあるかもしれないけれど、

がんばる姿を二人の兄ちゃんには見せておきたいんだ。

そして、

いつも当たり前にいてくれてたくさんのことをしてくれている

お母さんの存在の大きさを感じてほしい。

 

そして、

T子さんとYO介さんは、

誰に気兼ねすることもなく、

母子の一番甘く、幸せな時間を過ごしてもらいたいな。

 

とりあえずとおちゃんがんばるぞ~!!

三人目ともなると

「あ~、泣いた~❤」

って二人して笑いながら喜んでます。

これが三人目の余裕ですネ。

 

 

【一歩引いて眺める】


2012年10月01日

今月もR子さんにお給料とT子さんに生活費。

そしてお手紙を渡します。

今月はこんな話です。

【一歩引いて眺める】  

 2012・9・30

北野武氏の心に響く言葉より…

 

眠っている才能なんてものはない。

才能はあるかないかのどっちかだ。

 

自分が本当にやりたい仕事はなんだろうなんて

考えなきゃいけないってことは、

やりたい仕事がないというだけのこと。

 

探しているのは、自分が本当にやりたい仕事なんかじゃなくて、

楽して稼げる仕事なのだ。

そんなものがあるわけない。

 

世の中が貧乏で、飯を食うのにも苦労した時代なら、

子供が「自分の才能を生かせる仕事就きたい」なんて言い出したら、

親に頭を叩かれるのがオチだった。

「そんな夢物語にかぶれてないで勉強でもしろ」とか

「バカなことを言う前に仕事を探せ」とか。

 

昔の親は、苦労が子供のためになることを知っていた。

今の親は、子供に苦労だけはさせたくないと思っている。

けれど、昔も今も変わらないことがある。

 

苦労をしなければ、仕事にやりがいなんて見つけられるわけがないのだ。

仕事の本当の面白さとか、やりがいというものは、

何年も辛抱して続けて、

ようやく見つかるかどうかというものだろう。

最初から簡単にできたら、面白くもなんともない。

 

昔の職人は、親方に弟子入りして、

殴られたり蹴られたりしながら仕事を覚えた。

理不尽な扱いをされたこともあっただろうし、

給料だってロクに貰ってはいなかったろう。

それでも、他に行き場がなかったから、

必死でそこにしがみついていたわけだ。

 

その苦しさとか悔しさがあったから、

仕事が上手くいったときの喜びもあったわけだ。

それを仕事のやりがいと言ったのだ。

 

その仕事のやりがいを、金で買おうとしてはいけない。

 

自分に合った仕事を探すという考え方がそもそもの間違いだ。

そんなものはない。

 

仕事を自分に合わせるのではなく、自分を仕事に合わせるのだ。

 

だいたい職業なんてものは、あまり自分の気の進まないものを

選んだ方が上手くいくものだ。

 

幸せになりたいなら、いちばんやりたいことは趣味にしておいた方がいい。

気が進まないくらいの方が、いろんなことがよく見える。

 

どんな仕事にだって、誰も気づかない盲点というものがあるのだが、

そういうものに気づくのは、好きでたまらない人間よりも、

むしろちょっと引いたところから眺めている部外者だ。

 

もし今の自分の仕事にやりがいを感じないとしたら、

それは不幸なことではなくて、むしろチャンスなのだ。

 

自分はこの仕事を冷静に見る目を持っていると思えばいい。

 

冷静に考えれば、どんな仕事であろうとも、今よりは面白くできる。

 

『北野武 超思考』幻冬舎

 

世の中は、時には斜めに見ることも必要だ。

真正面からばかり見てると、ことの本質が見えなくなることがあるからだ。

 

たとえば、「子供に苦労をさせたくない」という感情。

その気持は分かるが、

若い頃に本当に一つの苦労もさせずに蝶よ花よと育てたら、

年をとってから、苦労ばかりが続く人生となるのは間違いない。

だから、

「子供にはたくさんの苦労をさせる」

というのが本質だ。

 

今の時代は、豊かさの中にあって、親も、子供も我慢ができない。

より楽に、より稼げることを望む。

 

だから、芯のない、甘い人間が増えてしまう。

 

「仕事は辛いことがあって当たりまえ」

「楽して儲ける仕事はない」

「仕事のやりがいは自分で探すもの」

「自分を仕事に合わせる」

 

時には、自分を一歩引いたところから、

冷静に眺めてみることも必要だ。

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