遅咲きの サクラサク
2017年09月29日
理容師国家試験合格しました!
ヨメに来た時には
まさか理容師になるとは
誰もが思わなかった。
ただ1人
ヨメさんの父だけが
免許を取り
僕のお店を手伝うようにと
強く勧めてくれていた。
その父は一昨年前に亡くなり
理容師になった姿を
見せることは叶わなかったが
きっとよくやった
よくがんばったと
喜んでくれてるんじゃないかと思う。
40歳にして新しい世界へと
チャレンジを決めた彼女は
僕がこの世界に飛び込んだ
18の頃とは比べようもないくらい
子どもたちの世話や
学校幼稚園の準備や行事
家族の食事や洗濯と
たくさんのものを背負っていた。
時間をみつけてはテキストを開き
首をひねりながらも
学科試験の勉強と
実地試験の練習と
とにかくがむしゃらに走った
三年間だったと思う。
専門学校の卒業式では答辞を読んだ。
学校が用意してくれた雛形通りの答辞だったらしいが
読み上げる途中から嗚咽が止まらなくなり
周りはもらい泣きとドン引き・・・
というくらい号泣してきたんだとか。
きっとそれだけの思いで
この道にかけてきたのだと思う。
夫婦間でも
ぶつかることも増えた。
その代わり
同じ仕事を通して
相手の考えに触れることで
お互いの理解が
明らかに今までより
深まったと感じる。
母親が率先して本を開き
勉強をすることで
子どもたちは明らかに変わった。
何をしてるのかは
分かってないのかもしれないが
母親が何かを学ぼうとしていること。
母と父が同じことに
力を合わせて臨もうとしていることは
言葉にしなくても
3人の子どもたちは
十分に感じてくれていたと思う。
確かに彼女のがんばりもあるが、
父親母親それに子どもたちの
小さなガマンや協力の積み重ねの上に
今日のこの日があることに
感謝の気持ちを忘れないで欲しい。
そして夫婦としての
パートナーに加えて
今度は仕事のパートナーという
マルチタスクをこなそうとしている
この人に
本当に尊敬の念を抱くと共に
誇らしい気持ちでいっぱいです。
そんな彼女に
『ありがとう』と
心から言いたい。
そして
『これからもよろしくね』
国家試験合格祝いで
天童城男寿司さんへ!
生きた伊勢エビに
天然イチジクとザクロ
美味しいお寿司をいただきました( ^ω^ )
写真もたくさん撮ってもらって
大満足の1日でした。
ここから新しいスタートです。