戒めと備忘録
2024年08月02日
敬意には敬意を
人は偉いとかすごいとか
賞賛を浴びると
勘違いをしてしまうものだと
改めて思う。
人を上だとか下だとか
勝手に決めつけて
態度を変えたりしだす
自分にとって大切かどうか
得になるかそうでないか値踏みして
得になる人には
とことん下手に誠意を尽くし
そうでないと判断すれば
ぞんざいな口をききはじめる
いわゆる
『偉くなる』
ってヤツで
初対面の人にその態度であれば
必ず悪い印象を持たれること
間違いなしである
すごく頭のいい人だから
そんなことも分からないはずは
ないんだけれど
賞賛とは良くも悪くも
力を持っているのだと思う。
一方で
自分より年上だったり
社会的な地位が高いにもかかわらず
決して威張らず
丁寧に優しく
自分みたいな若輩者にも
しっかりと向き合ってくれる
大先輩もいる
人により態度を変えたりせず
いつも穏やか
誰にでも丁寧
こういう方が
人格者というのだろう。
だから
社会的に高い信頼を
得ているのだと思う。
自分が憧れ
尊敬してやまないのは
後者の先輩であり
こうなってはいけないぞと
前者からは
反面教師として教えていただいた
そんな気持ちになる。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
親しき仲にも礼儀あり
年を重ねたり
力をつけるほどに
謙虚さを忘れてはいけない
近い人にこそ
敬意を
先人の言葉とは
何と含蓄があるのでしょうか
人の姿に嫌悪感を感じるのは
自分もそういうところがあるから
人の姿に憧れを感じるのは
自分もそうありたいと思う
気持ちがあるから
人と会う時は
敬意と感謝と善意で
丁寧に向き合う
そんな自分で
ありたいと思います。