生まれてくれてありがとう


2022年10月05日

今日は三男の誕生日
長男次男と同じモデルで
色違いの時計を
三男へ贈った。
兄たちのつける時計を見て
ずっとうらやましかったのか
学校から帰るとすぐに腕につけ
寝ながらもつける気に入りよう。
やっと兄たちと自分も同等に
なれたようでよっぽど
うれしかったのだろう。
かわいい。
そう
我が家では10歳で
【元服】してもらうことにしている。
『キミを大人扱いするよ』
そんな思いを込めて
日野原先生の『いのちは時間』を
僕なりに咀嚼して手紙にしたためた。
経済的な問題は別として
精神的な決断や選択の権限を
子ども自身に移譲する。
つまり
子ども自身の意思を尊重し
「口を出さない」
「指示を出さない」
こととする親の儀式だ。
10歳になると
子どもといえども
頭の中には
論理的思考が組み立てられるという。
こうした結果こうなる。
そんなことがちゃんと
考えることができる年だ。
もちろん
少ない経験や知識の中での
判断や選択は難しい場合もあるが
その時は同じ男として
相談にはじっくりと乗りたいと思う。
自分の行動は
自分で選んでいて
結果はその産物であると
しっかり分かってると信じることとして
あとは彼がどんな選択し
行動していくのかを
楽しみに見守っていきたいと思う。
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”いのち”って何だろう。
”いのち”とは、
私たちが持っている時間のこと。
たとえば、人を殺してはいけないのは、
「他人の時間を奪うこと」だからです。
「あれもこれもできたはずの時間を奪うこと」
だから、
他者を殺してはいけない。
人が亡くなるというのは、
原因がなんであれ、
「その人に与えられていたはずの
”時間”が無くなってしまうこと」。
それが悲しいのです。
「時間を無駄にする」というのは、
言い換えれば
「いのちを無駄にしている」
ということに
他ならないのかもしれません。
でも、「いのち」は「時間」
なのだ、と言われたら、
「時間を無駄にすること」というのは、
「あなたに与えらえた”いのち”を
ムダにしてしまっている」
ということだと君は気づくはずだよ。
だから、これから大人として
生きて行こうとする君には
自分の時間を今、
何に、どれくらい使っているのか
これから何に使っていくのか
誰のために使っていくのか
それをしっかりと自分で考えながら
生きていってほしい。
自分の時間(いのち)を大事に。
そして
相手の時間(いのち)も
大切にできるような人になれますように。
そんな願いを込めて
お父さんより時計を贈ります。
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壊れない
電池きれない
時間ずれない
あとは
なくさないといいなと願うばかりである。
陽介くん
生まれてくれてありがとう。

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