【自分のサンドイッチ】


2013年08月01日

今日は月末ですのでR子さんにはお給料、T子さんと子ども達にはお給料。

そして一緒にお手紙を渡します。

 

今月はこんな話です。

 

================================================

 

【自分のサンドイッチ】

2013・7・31

 

ハーバード大学教授、タル・ベン・シャハー氏の心に響く言葉より…

ダン・ミルマンは『癒しの旅』という著書の中で、

恩師から聞いたこんな話を紹介しています。

 

昼食を知らせる笛が鳴ると、

労働者たちはいつも皆で座ってランチを食べていました。

サムという男は毎日ランチの包み紙をあけては毒づいていました。

 

「またピーナツバターとジャムのサンドイッチかよ。

俺はピーナツバターとジャムが大嫌いなんだよ!」

サムは毎日毎日、ピーナツバターとジャムのサンドイッチに文句を言っていました。

 

何週間かが経ったころ、とうとう耐えきれなくなったひとりの同僚が言いました。

「いい加減にしてくれよ。そんなに嫌いなら、

奥さんに別のサンドイッチをつくってもらえばいいだろう」

 

「奥さん?」

サムは答えました。

「俺は独身だよ。このサンドイッチをつくっているのは俺さ」

 

私たちも知らず知らずのうちに、

嫌いな材料でサンドイッチをつくるようなことをしてはいないでしょうか。

 

人生にはたしかに与えられた材料があり、

ときにどうすることもできないような外的な環境があります。

 

体質や生まれた家庭、変動する世界市場を

思いのままに変えることはできません。

 

他人の選択についても、手の出しようがありません。

しかしそのような制限があったとしても、

どの材料を選ぶか、材料をどう使うかを決めるのは私たちです。

私たちはみな、どんな環境にいても、

自分の周りや自分自身の中にある可能性を見つけようとすることができます。

 

いつもとは違ったものの見方をすれば、自分のサンドイッチをつくるためのおいしい具材を

こんなにも多くの中から選べるのだと気づくことができます。

 

材料を選ぶ自由、つまり状況に対するたくさんの対処法を選ぶ自由を活用すれば、

私たちは「現実をつくりだす共同制作者」になれるのです。

 

あなたはどんな現実をつくりたいですか。

あなたが口にするサンドイッチは、

たいてはあなた自身がつくっています。

 

あなたは思っている以上に多くの選択肢があります。

選ぶのは、あなたなのです。

 

『次の2つから生きたい人生を選びなさい ハーバードの人生を変える授業Ⅱ』大和書房

 

向田邦子さんの名エッセイ、「無名仮名人名簿」(文藝春秋)の中に、次のような文章があった。

「父は私たち子供がチョコレートを選ぶ際絶対に取替えを許さなかった。

 

『お前はいま、掴んだじゃないか。文句を言うなら自分の手に言え』」

 

長い人生の中で我々は、たくさんの選択をしなければならない。

進学、就職、転職、結婚、離婚…

そして、レストランのメニュー選びから、

サンドイッチやチョコレートの好みまで。

 

しかし…大事なことは、いい選択も悪い選択も、

選んでいるのはすべて自分だ、と思えるかどうか。

 

「選んだのは自分ではない」と思った途端、

文句と愚痴と、不平不満の毎日になる。

 

マンガの天才バカボンのパパは「これでいいのだ!」という。

たとえどんな選択をしようと、「これでいいのだ」と明るく考える人でありたい。

梅干し事件


2013年07月01日

今日は月末なのでT子さんには生活費、R子さんにはお給料、

そしてお手紙を渡します。

 

今月はこんな話です。

 

 

==================================================

 

「梅干し事件」

2013・6・30

今は教職を退いた方から教わった話です。

 

30年以上の前の話でした。その方が岩手県の北部、いわゆる県北の中学校に勤務していた時の

ことでした。当時は、おかずと牛乳の給食だったそうです。

ご飯は家から持ってくることになっていたそうです。

その夏、違反が発生したそうです。

ある学級の生徒が、弁当箱のご飯の中に梅干しを入れてきたのだそうです。

もちろん、梅干しを入れたのは母親で、ご飯のもちをよくするためでした。

すると、同じ学級の生徒の一人が、

「先生、A君が弁当に梅干しを入れてきています。 弁当にはご飯だけと決まっているのに。 

違反ではないですか?」

と発言したそうです。

その担任は判断に悩んで同僚に相談、やがて職員会議の議題にまで発展したそうです。

テーマは、次の通り。

 

「白いご飯の中に梅干しを入れてもよいか?」

 

職員会議は大激論になったそうです。

そして、「梅干しを入れてきてもよい」ことになったそうです。

そのことはすぐに生徒たちに告げられたそうです。

そこからがたいへん。大きな事件に発展したのです。

 

ある学級では、梅干しが「胡麻」になり、やがて、「海苔」になり、

さらに「卵焼き」を弁当に入れてくる生徒まで現れたそうです。

その学級の生徒は、「梅干しがよかったら、塩入りの胡麻を入れてもいいのかな」から、

別な生徒は「ふりかけ」から「ごはんですよ」と拡大解釈をしていったのでした。

この事件はその方にとっていつでも「生徒指導の基本」となったそうです。

 

この問題は、梅干しを容認したから起こったのではなく、

「梅干しを認めるとき、生徒にどのように話したか」にあると考えます。

 

梅干しを認めなかったら、このような問題に発展しなかったのではないかという考え方もあります。でも、認めたからこそ、その先生は多くのことを学べたと次のように話されていました。

 

「中学生の生徒指導で大切なのは、 グレーゾーンの指導(許容範囲をいかに考えさせるか) ではないかと思います。」

 

校則を守る生徒だけの学校は問題ないですが、生徒たちは学年が進むにつれて、

ルールを意識的にやぶろうとします。そのとき、教師はどのように指導するか、

まさに教師の力量が問われるのは、この時です。

中学校の生徒指導は、こういったことの連続みたいなものです。

 

髪を束ねるゴムが黒色から紺色へ、そして茶色、やがてピンクになるのです。

まるで、梅干しのように。白のTシャツの小さなワンポイントが大きくなり、

やがて背中に龍みたいな感じです。

教師が想定する許容範囲からやがてその許容範囲を超える事例は多いのです。

 

業界用語では、1点突破ですね。

線引きの難しい髪型、服装など「中学生らしく」をどう考えさせ、

理解させるかがポイントなのです。

 

髪を束ねるゴムが黒色と決まっている学校で「紺色がなぜだめなのか」の生徒の問いに

教員はどう答えるのか?

そして、その後、生徒たちが黄色やピンクにしない生徒にするためにどうするか?は

この「梅干し事件」が基本となったそうです。

 

そして、その先生は担任になるたびに、子どもたちに「梅干し事件」の話をしたそうです。

 

「梅干しの意味」が分かれば、許容範囲が分かり、

「なんのために」がわかる生徒を育てることができたと言っていました。

「梅干し」がわかる生徒に育てれば、生徒指導は大丈夫だったという話でした。

ちなみに、その先生は、自分の子どもにも「梅干し事件」の話をして育てたそうです。

 

親も先生も同じように悩み、同じように子どもたちから学び、成長するのですね。

【簡単なこと】


2013年06月01日

今日は月末なのでお給料日です。

いつもどおりR子さんにはお給料。

T子さんには生活費。

そしてお手紙を入れます。

 

今月はこんな話です。

 

 

【簡単なこと】

2013・5・31

ランチを出すお店でも

どこにセンサーを働かせ、

お客様のどこを見て

自分はなにをするのか!

 

いや、メニューはこれでいいのか!

出し方は、これでいいのか!

もっと喜ばせるにはどうしたらいいのか!

 

こんなことの思考が止まってしまっている

お店は当然のことながら、

 

今日来たお客様が

また来たいと思うような

お店にはならない。

 

それは難しいこと?

 

いやいや、めちゃくちゃ簡単で楽しいことですよね!

 

【一生ディナーをともにすることのない人】


2013年05月01日

今日は給料日なのでR子さんにお給料、T子さんに生活費、

そしてお手紙を渡します。

今月はこんな話です。

【一生ディナーをともにすることのない人】

2013・4・30

本田直之氏の心に響く言葉より…

「親しい人の苦言と親しくない人の思いつき」

成長したければ、人の話を素直に聞くこと。

とくに身近な人の苦言は、自分を磨く砥石だと思って、

耳を傾けてください。

けれども、親しくない人が、単なる思いつきでいったようなことまで真に受けて、

右往左往したり落ち込むのはどうでしょうか?

「一生ディナーをともにすることのない人に何をいわれても気にする必要はない」

森理世(もりりよ)さんがミスユニバースになった後、

週刊誌でいろいろ書かれて悩んでいたとき、

彼女を育てたイネス・リグロンはこういったそうです。

なるほど、至極名言。

『本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論』かんき出版

人の話は聞かなければいけないといわれる。

しかし、それが悪意を持ったものだったり、

相手がただ自分を誇示したためのものだったりしたら、

それは聞く必要がない。

どんな批判も中傷も聞かねばならぬ、と見ず知らずの人の話を聞いていたら、

いつか自分の心が参ってしまう。

従順だとか、素直だとか、言うことをよく聞く、

というのはとてもよい徳目だが、

同時に、したたかさや、折れない心、という強さも大事だ。

だから、時には耳にフタをすることも必要。

人生という旅は、どこへ行くかではなく、誰と行くか。

人生の中の大切な食事は、何を食べるかではなく、誰と食べるか。

「一生ディナーをともにすることのない人に何をいわれても気にする必要はない」

自分を守るため、時には聞かないという選択もある。

あなたの話を聞いていますよ


2013年04月01日

今日は月末なのでR子さんにお給料、T子さんに生活費、そしてお手紙を渡します。

今月はこんな話です。

【あなたの話を聞いていますよ】

話し方研究所の福田健氏の心に響く言葉より…                   2013・3・31

聞くのは黙ることではない。

話すことである。

ところが、いまだに〈黙って聞いていればよい〉と思っている人がいて、

〈話すより聞くほうがラク〉と、心のどこかで呟(つぶや)いている。

「黙って聞いているだけ」では、聞くうちに入らない。

聞くのにも、話し手という相手が目前に存在しているのだ。

聞き手に黙っていられると、話し手はどんな気持になるだろう。

「そうそう、そういうことってあるんだよね」

「あ、それ、私も見た!近頃よくやってるCMでしょ」

などと言葉を返してくれると、ホッとして、次が話しやすくなる。

聞くとは返すことである。

話し手としては、反応が返ってくるから手応えを感じ、

次の言葉が浮かんでくるのである。

聞き手の役割は、話し手が話しやすいように聞いて、

話を促すことである。

ある課長は、部下の話を聞くのに、

目をつむり、腕を組んで聞く癖があった。

「そのほうが、話に集中して聞けるものですからね」

彼はこのように言うのだが、〈話しにくくて困る〉というのが部下の本音である。

何度か通って、やっと新規の契約がとれて、喜び勇んで報告に行くと、

課長は相変わらず、腕組みをして目を閉じたまま…

「ほめられるとばかり思っていたのに、張り合いをなくしますよね」

上司も部下も、恋人同士も、聞き手になったら、

「笑ったり」「頷いたり」「ちょっと楯突いたり」などして、

話し手にかかわっていく。

ある知人の娘さんから、会社説明会に参加するときの

「話の聞き方」について教えてほしいと言われた。

そこで、「難しいことなんか何もないよ。三つだけ実行すれば、それで充分」と答えた。

①   明るい表情をつくること。

②   要所要所で頷くこと。

③   大切だと思った箇所はメモをとること。

この三つ。

1週間後、その彼女から電話をもらった。

「説明会が終わって、帰りがけに説明をしてくれた人事課長に呼び止められ、

『熱心に聞いてくれてありがとう。わが社の試験はぜひ受けて下さいね』と言われました。

びっくりしました」

いかにも嬉しそうな声だった。

大勢の無表情の学生たちの中で、

明るくにこやかな表情で頷きながら、

時折メモをとって聞く彼女の姿が、人事課長の目にとまったのだ。

聞くという行為は、「あなたの話を聞いていますよ」との発信なのだ。

『人生は「聞く力」で9割変わる』経済界新書

話やすい人と、話にくい人がいる。

話にくい人は、腕や足を組んだり、

相槌や頷きがなく、無表情で反応がない人。

反対に、話をしている途中に、メモなど取ってくれたりしたら、

飛び上がりたくなるほどうれしい。

頷き、相槌、笑顔、驚きの表情…

あなたの話を聞いていますよ、というサインを出し続けたい。

笑顔でいるから


2013年03月01日

今日は月末ですのでR子さんにお給料と、T子さんに生活費。

そしてお手紙を渡します。

今月はこんな話です。

【笑顔でいるから楽しくなる】 

     2013・2・28

中山和義氏の心に響く言葉より…

デパートで働いているある女性は、

いつも先輩に、

「もっと楽しそうに仕事をしなさい。

そんな疲れた顔でお客さんの相手をしたら

誰も買ってくれないわよ」

と怒られていました。

彼女もそのことはわかっていたのですが、

仕事が嫌になっていたので、

それがどうしても顔や態度に表れてしまっていました。

ある日、彼女はAさんと一緒に催事の販売をすることになりました。

Aさんは彼女の同僚で、いつも本当に楽しそうに働いている女性です。

Aさんは、慣れていない忙しい催事の現場でも、いつものように笑顔で働いていました。

どうしてそんなにいつも笑顔でいられるのだろうと思った彼女は、

思いきってAさんに、

「どうして、そんなにいつも楽しそうに仕事をしているんですか?」

と尋ねてみました。

Aさんは、

「そんなに楽しそうに仕事をしているように見えますか?

そうだとしたらそれは亡くなった私の母のおかげだと思います」

と答えました。

その日の仕事が終った後、彼女はAさんからお母さんの話を詳しく聞きました。

Aさんは、お父さんが病気で小さい頃に亡くなってしまったため、お母さんに育てられたそうです。

お母さんは、仕事でどんなに疲れて帰ってきても、いつもAさんの前では笑顔でいたそうです。

ある日、Aさんが、

「どうして、お母さんはいつも楽しそうなの?疲れたりしないの?」

と尋ねると、

お母さんは、

「お母さんだって疲れているときや嫌な気分のときもあるよ。

でも、そんなときこそ、笑顔でいないといけないと思っているの。

ためしに笑顔を作ってごらん。楽しい気分になるでしょ」

と答えました。

Aさんがお母さんに言われた通りに笑顔を作ると、お母さんは、

「その笑顔を見たいから、お母さんはいつも笑顔でいるんだよ」

と微笑みながら話してくれたそうです。

最後にAさんは、彼女に向かって笑顔で言いました。

「家は貧乏で大変でしたが、母の笑顔のおかげでいつも楽しかったんです。

楽しいから笑顔でいるのではなくて、笑顔でいるから楽しくなるんですよ」

次の日、彼女はAさんのように朝から笑顔でいるように気をつけました。

すると、いつもはあまり話しかけてくれない人まで、

「おはよう、楽しそうだね」とか、

「今日はやけに機嫌がいいね」などと話しかけてくれました。

彼女の気持ちも自然に楽しくなりました。

笑顔の人の周りには、笑顔の人が集まってきます、だから、楽しいことも増えていくのです。

『会社に行くのがもっと楽しみになる感動の21話』三笠書房

「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」という心理学の有名な言葉がある。

つまり、身体的な反応を意図的に起こせば、後からその感情がついてくるということ。

それは、楽しいという感情も同じ。

「楽しいから笑顔でいるのではない、笑顔でいるから楽しくなるのだ」

いつも不機嫌で、怒ったような顔をしていれば、不平不満、文句や愚痴ばかり言う嫌なヤツになる。

人は、その表情や態度に似合った人になる。

いつも笑顔で機嫌よくしている人は、幸せを引き寄せる。

 

なめられちゃいけない


2013年02月01日

今日は月末なので

R子さんにはお給料をT子さんには生活費を。

そして一緒にお手紙を渡します。

今月はこんな話です。

=====================================

【なめられちゃいけない】

2013・1・31

斉藤一人さんの心に響く言葉より…

人はね、どういう目的があって生まれるんですかっていうと、

魂の成長なんです。

魂の成長のなかでいちばん、

地球でしかできないこと、

それが人間関係と経済関係なんです。

だから、まず人間関係。

人間関係がああ嫌だ、こう嫌だ、っていう人は、

ほんとうの理由は、あなたがなめられているんです。

なめられているとどこ行っても、

なめられる人はなめられる。

どこ行っても楽しくないですよ。

だから、頭の中に「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」。

なめられている人は、なめられちゃいけないっていうのが脳に入ってないの。

だから1日100回くらい「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」

って言っていると、そういうときにどういう態度をとったらなめられないか、って

サッと脳はやってくれますからね。

もし職場でなめられている人は、この問題を解決するために

この職場にいるんだから、その職場でなめられないようになってから、

よそへいったほうがいいですよ。

それで、なめられなくなればその職場にいても楽しいということですよ。

そして、経済関係ですが、豊かになりたいなら、働くしかないんです。

お金って、働く以外、絶対に手に入らないんですよ。

どろぼうとか盗人とかそういうことできないんだよね。

それと、あなたがティッシュ配りだとしますね。

で、10人に配ると、9人が受け取ってくれないとします。

中にはつっけんどんに追い返す人がいたり、

嫌な人がいるから、お給料がもらえるんですよ。

だから、受け取ってくれる人よりも、断る人が多いことが

あなたの仕事を成り立たせているんだよね。

セールスでもなんでも同じです。

嫌な部分が多いものほど、お給料が高いんです。

これからもっとお給料を上げたい、って言ったら、

もっと嫌なことに果敢に挑戦しないと無理ですよ、っていうことです。

この星は行動の星ですからね、思ったことが正しいかどうかは、

行動してみてわかる星なんです。

『ゆほびかGOLD vol.17』マキノ出版ムック

なめられる人は、過度にやさしい人が多い。

自分の言いたいこともいわなかったり、

自分の気持を出すことをじっと我慢して、

波風立てないことがやさしさだと思っている。

そして、いったんなめられると、その従属関係はずっと続く。

いつも、なめられたり、見くびられたり、バカにされていると、

いつか何かの形で爆発することになってしまう。

威張るというのではなく、言うべきときにははっきりと言える、

自立した大人であることが必要だ。

また、宝くじや、ギャンブルなどで、本当のお金持ちになった人はいない。

儲けるのは、胴元だけ。お金が欲しいならコツコツと働くしかない。

嫌なことがあったり、うまくいかないからこそ仕事であって、

なんの辛いこともなく、全てが思い通りにいくのは夢の中や空想の世界。

「イヤなほうから幸運の矢は飛んでくる」(萩本欽一)

イヤなことに進んで飛び込む人に、お金も幸運もやってくる。

魂の成長のため、1つずつ行動に移したい。

命(魂)のエネルギーがはかれるのでは?


2013年01月01日

今日は月末ですので

R子さんにお給料、T子さんに生活費、

そしてお手紙を渡します。

 

2012年を締めくくるのは

こんな話です。

 

 

============================

 

「命(魂)のエネルギーがはかれるのでは?」

2012.12.31

 そんな研究をした方がいます。
東京大学物性研究所などで研究された

川田薫理学博士です。

川田博士のラットでの実験では、

ラットは死後、約1万分の1、体重が減るケースが多いとわかってきたんです。

この減った分が、命の質量ではないかと。

 

川田博士がユニークなのは、これをモノでも試したことです。

モノの重さを量り、そしてそのモノをすべて部品に分解し、

各部分の重さをはかり合計します。

 

例えば、「商品A」と、「商品Aを分解した全部品」(「a+b+c」。

分解しているので、いわば商品Aが死んだ状態です)

本来、分解しても、全部品の重さを足せば、

必ず商品Aの重さに戻るはずです。

 

ところが精密な測定器で測ると違ったのです。
これまたラットの実験と同じように、

分解すると、1万分の1重さが減るんです。

商品Aと、分解したものの、違いはなんでしょう?

違いは、「役割」だけです。

 

わかりやすい例で、目覚まし時計で説明しましょう。

 

そもそも目覚まし時計は、

「目覚めたいときに、ちゃんと起きられるように」(役割)

という思いを込めて作られています。

 

この目覚ましを分解してしまうと、この「役割」が消えます。

 

「役割」という、この思いの分の重さが、1万分の1といえるわけです。

 

 

川田博士は次のように言っています。

 

「なぜそうなるか? というと、

これは人間の思いのエネルギーですよね。

『これがあるとみんな便利になってくれるな。

みんな喜んでくれるな』

なんて思って作る。

その思いの分だけ、重さが重いんだろうと思います」

 

グラスは、水をためるようにという人の思いが、

ノートはメッセージを残せるようにという思いが形になったものです。

 

思いは、役割になり、そこに命(魂)が宿るのではないでしょうか。

 

この結果が出たとき、川田博士は、

「これはすごいことだ!」と興奮して学会に論文も提出しました。

ところが、このことを1200年も前から言っていた人がいることに

川田博士は気づくのです。

 

それは、空海です。

空海はこう言っています。

 

「自然界のすべての成り立ちは五大からなっていて、そこに識大が入る」

五大とは、「地・水・火・風・空」。

そして「識」は「意識」、

人間の思い、

あるいは宇宙の思い、自然の思いです。

 

「すべての存在物には、

人間や自然界の意識と呼べるものが入って、

それで成り立っている。

これを六大という」

と空海は「即身成仏義」で書いています。

 

役割をもったときに、魂が宿る(命のエネルギーが入る)んです。

 

時刻を知らせ、人を起こすというのが、目覚まし時計の役割。

 

では、人間の役割は何でしょうか?

 

 

今日、あなたが、落ち込んでいた友だちを励ましたとしたら、

「友だちを励ます」という役割が加わったことになります。

 

 

もし、あなたが仕事でお客さんの喜びを生み出したら、

「お客さんに役立つ」という役割が加わり、

あなたの中に命のエネルギーが加わったことになります。

 

 

そうです。

 

 

人のミッション(役割)は、モノと違って、

あなた次第で、自由自在に好きなだけ生み出せるのです。

 

あなたの命の可能性は、あなた次第で無限大に広がるのです。
さあ、この命、どう生かすしますか?

 

 

あなたの子どもに優しくする、

旦那に優しくする、

今日出会う人を励ます、

それだって、立派な、

 

あなたにしかできないことです。

 
「あなたでないとできないことってどんなことですか?」

ここに書き出してみよう。

 

出典「明日死ぬかもよ。
人生最後の日を笑って死ねる27の質問」ひすいこたろう
→ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4799312626/nicecopy-22
最近、どんなことで人から感謝されましたか?
あなたが生きることで幸せになる人は、いますか?
ひとりでいいんです。

僕は、この、
ひとりでいいんです、が好きです。
たくさんの人に愛される必要は、なくて、
一人ずつ親切に今、

目の前の人を喜ばせる、
人生の幸せってそれだもんね。

 

「まめさ」と「早さ」


2012年12月01日

【「まめさ」と「早さ」】2012・11・30

山崎拓巳氏の心に響く言葉より…

「モテる男」は、「かっこいい男」ではなく、

「まめな男」だとよく言われます。

 

しかも、「まめ」であることは、非常に簡単なんです。

いきなり宙返りをしろと言われても、ムリですよね。

ある期間練習しないといけない。

 

しかし、「まめさ」とは誰もが持っている能力で、

しかも今すぐできる能力です。

「よし!まめにしよう」と思った瞬間から、復活できるのです。

 

「まめさ」と「早さ」を掛け合わせた面積が、

成功の面積になると、僕は思っています。

 

つまり、成功=「まめさ」×「早さ」

 

「早さ」とは、社会的信用のない人が人の信用を獲得する、

もっとも簡単な方法と思います。

たとえば、何かをお願いした場合、

「すぐにお送りします」と言って、

早急に対応してくれる人がいます。

 

「そんなに急いでいないのに悪いなぁ」

 

と思った後、

 

「こいつはできるやつだ」

「こいつは将来いけるかも」

 

と感じるものです。

 

「まめさ」と「早さ」を兼ね備えれば、

信用される人間になります。

 

その瞬間から、絶好調になれます。

成功への扉が開くのです。

とくに情報量が多い昨今。

放っておいても情報が集まってきます。

 

そういう世の中では、まめさが欠けると、

すぐに忘れ去られてしまいます。

 

だからこそ、逆にチャンスが生まれます。

早く、まめに連絡を入れてみましょう。

 

まめな人は、相手の印象に残りますよ。

 

まめな人は、人に好かれますよ。

 

『世界一やさしい 成功法則の本』知的生き方文庫

 

ネットや携帯が急速に普及した現代では、

「スピード」は大きな武器となる。

メールや問い合わせに対する、返信や対応の速さだ。

 

リアルの世界でも、宅急便やクリーニングのように、

速さを極めただけで、大きな商いとなる。

 

森信三先生は

世俗的な雑事、雑務の処理の切り抜け方は、

「スグサマ着手」

「即刻、処理」

以外にない、と語っている。

 

後に延ばさず、

すぐに取り掛かり、

その場で処理する。

完璧でなくても、

8割程度できればよしとする、というのがコツだ。

 

まめで、スピード感あふれる人は、人から信用される。

出逢いの質を変えるには


2012年11月01日

今日は給料日ですので

R子さんにお給料、T子さんに生活費、そして

お手紙を渡します。

今月はこんな話です。

 

 

=======================

 

【出会いの質を変えるには】

 

2012.10.31

作家の宮本輝氏の心に響く言葉より…

 

昔、ある人から

「俺は50を過ぎた人間の情熱しか信じない」

と言われたことがあるんです。

35歳の時でしたけれど、その時は意味が分からなかった。

 

まるで35歳の自分が否定されたような気がしてね。

で、いよいよ50歳になる直前ぐらいになって、

ようやく、「ああ、そうか」と。

 

50年ですから、どんなに平々凡々と暮らしてきた人でも、

やっぱりいろんな経験をしていますよ。

 

思い通りにいかないことばっかりだっただろうし、

病気もしただろうし、人に裏切られたこともあるだろうし。

そうやって生きてきた人間の持つ「力」というものがあるんですよ。

 

僕は子供の頃から人よりいろいろな経験をしてきたと思っていました。

父親が事業に失敗して貧乏したり、女性問題を起こしたり、

それで母親がアルコール依存症になったり。

最後は愛人のところで倒れて、僕が親父の借金を背負うことになって

浪速(なにわ)の金融王みたいな連中から逃げ回ったこともあります。

 

作家になった後も病気(パニック障碍や結核)になったりと、

まあ濃い人生を送ってきたと思っていましたが、

やっぱりまだまだ洟垂(はなた)れ小僧だったなと思いましたね。

 

人よりいろいろな経験はしてきたかもしれませんが、

僕自身は深刻になったり、

人生を悲観することはなかったんですね。

そしてどこかに

「10年先か20先か分からないけれど、必ずこれが自分の宝物に替わる」

と思っていたところがありました。

 

出会いというのは、偶然ではないと思うんですね。

これは動かしようのない一つの法則性があって、

どんな人に出会うかは自分次第なんですよ。

 

そう思いません?

 

運の悪い人は知り合う人もやっぱり運が悪いんですよ。

 

やくざの下にはやくざが集まる。

性悪(しょうわる)女は性悪男とくっつく。

 

これは不思議なものです。

 

仮に性格のいい人と付き合っても、

次第に離れていきます。

それを分かりやすい言い方をすると、

「命の器」だと僕は言うんです。

 

人と人は、その人の最も核となるもの、

基底部を成している傾向性が共鳴し合う。

 

要するにどんな人に出会い、縁を結んでいくかは、

その人の「命の器」次第ということです。

 

そして、その出会いの質を変えるには、

自分が変わるしかないんです。

 

“人生、山河あり”より『致知 2012年11月号』致知出版社

 

若いときの情熱は、時として「匹夫の勇」に似ていることがある。

匹夫の勇とは、道理や理屈をわからない人が、

血気にはやってがむしゃらに行動したがるような勇気を言う。

 

大人の情熱は表面には出ないが、深くて、成熟した、静かな継続性がある。

 

「同気(どうき)相求む」という易経の言葉がある。

 

気の合うものは自ずと親しくなり自然と寄り集まってくる、

という「類は友を呼ぶ」ということだ。

 

「出会いの質を変えるには、まず自分が変わること」

 

いい人と出会うため、自分を鍛え、高めたい。

2 / 41234

ブログカレンダー

2024年3月
« 2月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ