ブライトウ秋田


2018年10月29日

土曜日、小学生チームは

南部小まつりで登校だったので

月曜日は振替でお休み。

 

1日だけど三男をズル休みさせれば

みんな一緒に休めるので

近くて遠い

秋田に行くことにしました。

日帰りだけれども

しおりは必須。

目指すは秋田城・久保田城・武家屋敷

あとできれば田沢湖をめぐる

470キロの強行軍。

結構ギツギツのスケジュール。

どこかで引っかかったら・・・

田沢湖は難しそうだな・・・。

 

予定通りに朝6時に出発。

目指すは史跡秋田城。

寄り道せずに走り続ければ

3時間のところ

3時間半かけて9時30分ころ

史跡秋田城に到着。

まずは資料館にて情報収集。

階段を登ると

政庁の跡があります。

朝から道中ずっと降ってた雨は止んだけど

風が吹いてとても寒い!

壁は土壁で

ところどころ風化していて

趣があります。

ここ秋田城は奈良時代のお城で

約1300年前からあって

白い粘土の土壁でできていて

役人や兵士や職人が住んでいたそうです。

模型が飾られています。

史跡公園管理棟へ行くと

無料ボランティアガイドさんが

案内してくれることに。

政庁あとは見てしまったので

そのほかの部分を案内してもらいます。

城内東大路を通って

東門へ。

柱が下より上が細くなっているのは

パルテノン神殿の影響を受けた

大陸から渡ってきた文化の証拠。

朱塗りの柱ですが

触ると

ご覧の通りに真っ赤になり

柱を触ってから白壁を触る・・・

なんていうことは良い子はしちゃいけませんよ!

 

 

門の横には

「土取り穴」という凹みがあり

ここで取った土をつかって

土塀を塗ったのですが

ここから様々な出土品があったとのことです。

目の前にあるのは

古代池。

1300年前、ここにあったものを再現したのだそうですが

奈良時代、陰陽師の一族が

この池で穢れを清めたとのことです。

とにかく風が強い!

そしてこれが

この秋田城の一番の見どころ

古代水洗厠舎

唐・高句麗・百済といった

渤海国(ぼっかいこく)

つまり外国との北の玄関口として

防衛柵と政庁が置かれたのが

出羽国のこの秋田の地。

そこで

各国から来た使者を

もてなすための迎賓館がここに建てられたそうです。

当時、汲み取り式のトイレが通常で

水洗式のトイレなど

なかった時代に

外国の人たちに対する

見栄と意地が

この立派な厠を作らせたのだとか。

ちなみにこの古代トイレの建設費が

8000万円!

うちの家より高い!

こんな風に

用を足していたのでしょうね。

なぜ、ここに外国の人が来たのかが

分かったかというと

糞尿の中から豚につく寄生虫の卵が

発見され、当時日本では豚を食べる習慣が無かったので

海を渡って来た人たちが

この地をおとづれていたという証拠になったとのこと。

古代井戸。

この辺は湿地なので

わりかし浅いところで水が出るようですが

ここから証拠になる時代のものが

発掘されたのです。

こちらの井戸は今尚湧き続けている

現役の井戸。

中には魚やザリガニがいます。

また東門へ戻り

この辺のいわれを

教えていただきました。

村山出身のガイドさん、

ありがとうございます!

せっかくなのでもう一度資料館に戻り

見学を。

こざね鎧と言うそうです。

本当は周遊バスや共通入場券があるので

時間があるときには

町の周りを回ってみるのもいいですね。

ガイドさんの登場により

1時間ちょっとの滞在時間で

寒かった秋田城を後にして

お次は

久保田城。

ここの見どころは

表門と御隅櫓そして

石垣を使わない

土塁と切岸のいかにも東国らしい縄張りです。

 

駐車場からは歩いてすぐ

表門が見えて来ます。

今は紅葉の時期で

この表門は絶好の撮影スポット!

立派ですね。

この久保田城

佐竹氏が治めた土地ですが

徳川幕府に遠慮してか

石垣も

天守閣もないのですが

唯一御隅櫓があって

それも今は復興櫓になっています。

見えた!

4人で一緒に。

途中とてつもない強風が吹いて

枯葉が横から降って来た!

多分ベストポイントはここだな。

中は歴史資料館的になっていて

展示物がたくさんあります。

 

エレベーターか階段を使って

最上階の展望室に登ります。

秋田は海辺の町だから

遠くに日本海が見えます。

そういえば海の見える城って初めてだな。

絶対に覗きたい。

お金入れないと見えないけどね。

ていくあぴくちゃ?

海外からの観光客が

スマホで自撮りしていたので

撮ってあげる。

 

なるほど!

インスタ映えのしそうな構図だわ。

我が家の子達は

土塁萌え。

お茶飲めるのかな?

と思って訪ねた茶室は

みるだけでした〜。

三男の撮ったビデオは

手ブレ全開で

気持ち悪くなる出来でした。

久保田城内の長坂門の

開閉管理と

城下の警備と火災の消火を担当していた

物頭(ものがしら:足軽の組頭)の詰所だった

御物頭御番所(おものがしらおばんしょ)

中も公開されています

次男の靴を奪い走り去る長男。

あ〜楽しかった!

佐竹資料館へ寄って見学し

12時頃。

お腹が空いたので

車を走らせ

ヨメさんの希望する

道の駅秋田みなとへ。

秋田ポートタワー。

地上100メートルの展望台がある

素晴らしい建物。

食事は1人千円渡して

好きなもの頼めと言ったら

五百円の握り寿しと海鮮丼を

1人で2つ注文した長男。

それでも足りずに

海鮮丼と豚丼を食べる次男をガン見。

 

なんだかわからなくても

とりあえず穴には顔を突っ込む三人。

外の見えるスケスケのエレベーターに乗って

地上100メートルの展望台に到着。

海を見て

ヨメさんもご満悦

長男撮影珍しいツーショット。

予定外の楽しさで

現在2時。

ここから車で1時間走り

角館武家屋敷へ。

ヨメさんは以前みんなで来た!

と言い張るのだが

僕には全く記憶がない。

一体誰と来たんだ?

 

紅葉が綺麗です。

中国からの観光団体が多く目立ちます。

武家屋敷で一番有名だと言う

青柳家を見学。

苔の蒸した茅葺き屋根が素敵です。

武器蔵を見学し

兜を眺め

縁側でのんびり

君は寛ぎすぎだろ。

駕籠(かご)って

結構重い!

 

兜は被っとかないとね!

ハイカラ館で。

いつも通りにとりあえず突っ込んだのは

サムライ

秋田おばこ

秋田犬。

街並みがとても綺麗に保存されていますが

清掃をしてくれている人がたくさんいます。

こう言った努力なくては

保存していけないのでしょうね。

紅葉団子をパクリ。

やっぱり長男からせがまれて

一個あげる次男。

いつも優しい。

どこでも食えるぞ。

そのプレミアムミルクソフトクリーム(五百円税込)

秋田といえば

きりたんぽ!

焼ききりたんぽ(250円)

熱々で美味しい!

到着が3時で

4時過ぎると暗くなり

お店も閉まり始め

歩いて車へ。

残念ながら田沢湖までもう少しというところで

タイムアップ。

でも武家屋敷も楽しめた!

さて、ここから

3時間のドライブ。

朝から合計470キロ

無事自宅へ到着。

なんと

角館で買った秋田名物「いぶりがっこ」

こんな臭いもん食えるか!

と思っていたのは小さい頃の自分で

我が家の子たちは

美味しい美味しいと食べるので

すごいなぁと思う。

いぶりがっこにチーズをのせると・・・

めちゃくちゃ日本酒に合う!

これにて

ブライトウ秋田

全日程終了!!

 

 

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