ブライトウ⑨激突!川中島


2018年04月03日

車を走らせることまた一時間。

子どもたちの寝てる間に

長野インターまで移動し

小高い山へ。

そう、

ここは妻女山。

武田信玄と上杉謙信が過去5度対峙し

もっとも大規模な戦となった

第4次川中島の合戦で

上杉謙信が陣を張ったのがこの妻女山。

目前には川中島・・・今でいう八幡原と

海津城(今の松代城)が見えます。

東屋があり、その先には展望台がありますが

もうこの人は登るつもりはありません。

正面に見える橋のあたりが川中島。

右手の山の手前が海津城。

もっと先には丸いエムウエーブなんてのも見えます。

 

ここに陣を張った上杉を

この妻女山から引きずりだそうと

別働隊が裏から奇襲する。

これが武田軍軍師の山本勘助(大河ドラマ風林火山の主人公)が

考え出した啄木鳥(きつつき)戦法。

しかし、その作戦は上杉軍軍師宇佐美に見抜かれ

山本勘助たちの別働隊が妻女山についたときには

この山にはすでに大群はおらず、

裏をかかれた勘助は自分の失策を取り戻そうと

川中島の合戦城に向い

討ち死にしたというのがドラマ風林火山の

クライマックスシーン。

一年間かけてドラマで勉強したので

子どもたちの頭にもきっとそのシーンが

うかんでいるんじゃないかな?

妻女山を降りる途中で

上杉謙信槍尻の泉。

ここに上杉謙信が槍を突いたら

そこから泉が湧き出したという

伝説の場所。

400年以上前の人物が立ったであろう

場所に立っている・・・。

それだけで感じるところがあるのでしょう。

ちなみに風林火山の上杉謙信は

GACKTでした。

山を降りて10分ほど車に乗り

松代へ。

しおりに記載された予定では

川中島古戦場や

象山記念館

象山地下壕

典厩寺

に行く予定でしたが

朝も早かったしみんなさすがにお疲れぎみだったので

松代城(海津城)を本日の最終見学地に変更。

この海津城は山本勘助が築城し、

甲州流築城の模範になったといわれる名城。

川中島平全体をにらむ、戦略的に重要な地点にあり、

三方を山に囲まれ、西は南北に流れる千曲川という

自然の地形を巧みに利用した堅固な造りであった。

激戦となった第4回川中島合戦では、信玄がここを

基地として出撃する。

 永禄3年(1560)ころには完成したと推定され、

『甲陽軍鑑(こうようぐんかん)』によると、

謙信との合戦に備えて信玄は築城を急ぎ、

山本勘助は80日で普請したという。

山本勘助の甲州流築城法「甲斐図」に拠り、

築城されたところから甲斐図(海津)とついたという説もあるそうです。

一年ぶりの松代城。

立派な櫓門をくぐり

本丸へ入ると

桜が満開でお花見に来ている人が多くいました。

去年も同じ時間くらいに来たのですが

我が家の貸切だったのですが。

物見櫓台へ登り

先に車から降ろしてリリースした

三人の子どもたちを探してみると

いた!

昨年も来ているので勝手知ったる三人は

見たことのある本丸へは一歩も立ち入らず

立派な二の丸土塁跡で

楽しんでいました。

こりゃ静かでいいわと

夫婦二人でしばしお花見。

しかし・・・

こんな土塁でギャンギャンキャッキャと

遊びまくるのうちの子だけだし、

花見見物の人たちの注目の的!

その間に二人で少々デートし

三人のいる土塁へ。

海津城は立派で高い土塁が残っており

うちの子たちは武将になった気持ちなのか???

は不明だが

下から攻め上がったり

上から滑り降りるのが

なんとも楽しいらしい。

あの〜。本丸見ないんすか?

想像通りに

お尻はドロドロのズボンはボロボロになり

たっぷり遊んで気が済んだところで

ヨメさんから強制収容。

去年も天気良かったけど

今年も最高!

雨降りじゃ土塁遊びできないもんね!

「もうホテル行こう」

子どもの方から言い出したので

よっぽど疲れたのだろう。

100名城スタンプをもらいに

真田邸へ歩き

時間ギリギリで間に合う。

んが、

しかし、

長男がしおりがないと言い出した。

また土塁に戻り

車の中を探しても

全く見つからない。。。

きっとどこかに置いてきてしまったのだろう。

長男は車から出るとき

車に乗り込むときに

持ち物に足りないものがないかをチェックする

「忘れ物担当係」

だったのだが、

その係が率先して忘れてくるなんて・・・。

怒りたくなる気持ちにもなったが

無くした本人が一番ショックを受けていたので

「まあまあ、跡からお父さんの見せてあげるから」

と慰めるしかなかった。

切り替えてすぐ近くの宿へ。

去年も泊まった

国民宿舎松代荘

ここは真田のオフィシャルホテルのように

浴衣から

布団から

のれんまで

至る所に六文銭と結び雁金が描かれていて

真田ファンのうちの子たちにとって

ディズニーホテルに泊まるようなものです。

早速泥だらけの体を清めるべく

お風呂へ。

僕的にこの宿をリベンジした理由の一つに

温泉の良さがある。

真田の隠し湯ということで

茶色に濁ったあったまりの湯が

なんとも癒されます。

昨年はこの露天風呂の写真を撮らないできたのが

なんとも悔いが残ったので

今年は風呂場に誰もいないのをいいことに

露天風呂撮影会。

中でもこのつぼ湯?

この写真撮れて父ちゃんも大満足!

一生の思い出になるんだよなぁ〜。きっと。

まだ日の高いうちから

今日も安着祝いでかんぱ〜い!

三男だけは特別のお子様ランチだけど

長男次男はいっちょまえの大人料理。

父ちゃんの楽しみはコレ。

おいしいんだよな〜。

このどぶろく。

腹が少し膨れると

すぐこれが始まる。

どこに来てもあまり変わらないな。

離れて座れば喧嘩しないと思うのは

大人の都合で

喧嘩しながらもくっついていたいのが

兄弟というものなのだろうな。

観光地を巡ると

いろんなところでアイスやソフトといったものが

売っているのだけれど

「今食べるのと夜食べるのどっちがいい?」

と選ばせた結果

長男次男は夜までガマンできた。

あ〜飲んだ食った!

部屋に戻ってまだ19時台。

僕は部屋に帰って

諏訪大社4社めぐり達成の印にいただいた

非売品のしおりを見てニンマリしているところで

意識を失う。

おやすみなさい。

最終日につづく。

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