ブライトウ10【松代荘】


2017年04月04日

今日のお宿

国民宿舎松代荘に着きました。

この宿を選んだ理由は

真田の隠れ湯として伝わる温泉があるということと

なんといっても

館内どこも

かしこも

六文銭と結び雁金づくし。

まるでディズニーアンバサダーホテルのような

真田ファンにはたまらないお宿なのです。

さっそく浴衣に着替えて

最高の笑顔で

「結び雁金めでたけれ〜♪」

を大合唱。

 

着替えてお風呂へ行くと

真田の隠し湯の温泉。

この写真は次の日の早朝に誰もいない時に撮ったんだけど

この日入った露天風呂には

つぼ湯があり

みんなでジャージャーお湯をこぼしながら

小さいつぼのお湯に入りました。

あぁ、いいお湯だった。

お風呂から上がるとまたしても

写真撮影会。

根本的に「武将になりたい」という欲求があるのか?

とにかくそれっぽい格好をしたがるのですね。

お風呂も入ってさっぱりして

おまちかねの夕食。

今日は100キロ程度の移動だったので

幾分か楽でしたが

やっぱり乾杯しないと1日が終わりません。

三男サイズの浴衣はなかったのが残念!

聞いてみればあったのかな?

 

旅の目的どおりに

あまり小さなことにはこだわらず

とにかく楽しむこと!

楽しい時間を過ごすことを目的にすると

いつもに増してイキイキした表情を見せてくれるこどもたち。

この顔見れただけで

父ちゃん長野まで来た甲斐があったよ!!!

気分は最高!

僕もお酒を注文。

昨日の焼き鳥屋さんでも気になっていたけれど

「オススメのお酒は?」

なんて聞ける空気でも

会話の時間もなかったので

今日は飲みます!

本当に気分がいい!!

食事が終わって

風林火山をイメージしたロビーで

もう一度記念撮影。

よっぱらったので

早く寝よう。

ふとんもやっぱり六文銭と結び雁金。

明日は最終日。

めいいっぱい楽しむためにぐっすりお休み。

いい夢見ろよ!

 

ブライトウ⑨【松代城周辺】


2017年04月04日

ブランコでテンションの上がった

子どもたちの目の前に現れたのは

松代城(海津城)の堀と土塁

この松代城は以前は海津城(かいずじょう)と呼ばれ

川中島の合戦の際の武田軍の拠点として作られた城です。

天守は存在せず

今は門と水堀と土塁が残るのみ。

やっぱり戦国の城だけあって土塁は立派です。

土塁に登って歩いているはずが・・・

いつの間にかこんなことに!

下手すると上まで登れない土塁に

三人とも大興奮!

だから戦国の城は面白い!

だそうです。

だから高いところは・・・

30分ほど要し

やっと門までたどり着く。

門構えも立派です。

狭間を覗き

仮想上杉と戦います。

城内には海津城の碑がありました。

この海津城は真田信之が治めた松代藩の居城となり

徳川家に気を使ったのかお金がなかたのか

大幅な改修や天守を建てることなく

屋敷としてその姿を残したのだそうです。

一番晴らしのいい

戌亥櫓台へのぼってみる。

本当に今日も天気がいい。

さて、城下町を歩いて

真田邸へ。

当時のお殿様の屋敷に入れるというのは

大変光栄なことだなぁと

感じてしまいます。

たいそう立派な玄関と

贅を尽くした・・・

という感じではないがしっかりとした作りのお屋敷で

庭の景色はなんとも気持ちが落ち着きます。

また歩いて文武学校へ。

ここは時間の関係上スルーで。

白井家横田家屋敷を見学し

予定にはない象山神社へ。

象山先生に手を合わせました。

ここでタイムアップ。

宿に向かい今日は終了になります。

残念なことに今日は火曜日で

一番楽しみにしていた真田宝物館はお休み。

明日回るはずだった川中島と大峰寺はもう済んだので

明日朝一番で向かいたいと思います。

車で5分ほど走り今日の宿へ。

続く。

 

ブライトウ⑧【川中島古戦場跡】


2017年04月04日

松本から高速で一時間ほどのドライブで

松代に到着。

上田から松本に向かう山道とは違って

なんとも快適な一時間。

やっぱ高速は楽だわ。

松代ICを降りると3日目の朝に予定していた

川中島古戦場跡と大峰寺が

松代城までの間にあることがわかり、

時間もあるので先に立ち寄ることに。

まずはどーんと迎えてくれたのは

松代の英雄、幕末の原動力の

佐久間象山先生の銅像。

象山先生は僕の尊敬する吉田松陰先生の先生。

こんな立派な銅像を立ててもらえるほどに

地元の人から愛されているんだなぁと実感します。

移動の間にねほろけた長男は

寝ぼけて調子がいまひとつ。

なんとかあるいて八幡社へ。

夢にまで見た川中島の決戦の像!

なんだけど

長男はご覧の通り。

武田軍と上杉軍の当時の合戦の様子が書いてあります。

社内には首塚があったり慰霊碑があったりと

戦の激しさが伺い知れます。

おまいりをすませ

御朱印をいただいたころ

やっと長男復活。

でもそこそこに腹減ったと言いだす次男三男の胃袋を満たすために

近くの観光施設?に移動。

峠の釜飯で有名なおぎのやさん。

せっかくだからお蕎麦と一緒にいただきました。

長男は安定のカツカレー。

買い物中のヨメさんを待つ間

駐車場裏手の河原で川中島を思う。

どれ移動だ・・・。

と車を走らせ始めたその時また

「僕の信玄ペンがない!」

とまた始まった。

またどうせその辺におっこちてんだろうと

河原を探すがみつからない。

売り場と食堂を見てもない。

残念ながら大切な大切な信玄ペンは

ここまでの命だったようだと諦め

駐車場から出発。

そんなに大事だったらちゃんと持っておきなさい!

車で5分ほど走ったところの

大峰寺へ。

とにかく道路が狭くて狭くて・・・。

ここは松代真田家の初代藩主真田信之の

御霊屋があるところ。

どこもかしこも六文銭だらけ。

瓦の模様も真田家家紋の結び雁金。

神社ではないので

パンパン!とはせずに

この松代に寄らせていただいたことをご報告と感謝。

上田の街はいたるところに六文銭の描かれた赤い旗がたなびき

真田の郷だという雰囲気にあふれていたけど

ちょっと離れて松本に行くと全く六文銭は見ることがなくなり、

今度は松代に着くと

嫌という程六文銭と結び雁金が目に飛び込んでくる。

今も地域の人に愛されているという証だろう。

どれ、次行くぞ!といったのだけれど

目の前に飛び込んできたブランコに心奪われる三人。

今日のここまでの日程でこのブランコが一番楽しかったと言われた。。。

つづく

 

ブライトウ⑦【松本城】


2017年04月04日

上田から下道一時間のドライブで

国宝松本城に到着。

駐車場へ着いた時点で天守閣が見えています。

町のシンボルですね。

石川数正のお城です。

平城なので地形的なものよりも

人夫をふんだんに使って掘った堀や

石垣などで敵の攻撃を防ぐもので

昨日まで回った真田の山城とは趣向が大きく違っています。

わぁわぁ騒ぎながらまずは一枚。

入り口は反対側なのでゆっくりと

堀の周りを一周しながら眺めたいと思います。

歩く速さは興味の差。

早く早くと先を急ぐ長男次男僕に対し

ゆっくりの三男とヨメさん。

いつもはヨメさんのところに僕がいるのですが。

この頃から僕の

ビデオスマホデジカメの三刀流撮影が始まります。

次男も撮りたい!

と言って撮ったのがコレ。

とても綺麗に撮れたね。

三男も撮りたい!って聞かないし

長男すぐ飽きる。

ので結局僕が持つことに。

ヨメさん一切関知せず。

写真を撮っていると

外国人をよく見かけます。

「ていくあぴくちゃ〜?」

写真を撮ってあげたら

かわりにうちのも撮ってくれて

おまけに

一緒に写真を撮りました。

子どもたちには

外国にから来た人には親切にしな。

よその国に行って親切にされたら

その国っていい国だなって思うから。

そして今度だれかがその国に行った時

日本で親切にしてもらったことのある外国の人は

日本人に親切にしてくれるはずだから。

お父さんも外国に行った時に

とても親切にしてもらった経験がある。

それは今まで日本人の誰かが親切やいい行いをしたから

してもらえたんだと思う。

だから今度は外国から来た人には

ほんのちょっとでも親切にしようと思う。

そんな話をしながら城の周りをぐるりと歩く。

どうも嫁さんが写真に写らないので

男4人の旅だと思っている人もいるみたい。

珍しくワンショット。

これは僕が撮ったのではなく

次男の向けたカメラ。

こちらが松本城の正面。

武将がいて一緒に撮影。

中に入るとやはりすごい重厚感のある

柱や梁。

展示物も少々あるのですが

戦国のものはあまりなく

江戸時代に入って

天下太平になってからのものなので

うちの子たちはスルーで通過。

松本城といえば

黒い腰板が特徴的で

黒いかっこいい城です。

武者窓から見えるシャチホコ。

「お父さん、ここの破風(はふ)広い!」

お城の屋根の飾りを破風(はふ)といい

武器弾薬庫になっていたそうで、

そこに座って上機嫌の長男。

急な階段を対面通行で登り

やっと辿り着いた天守最上階。

ここからの眺望は当時のお殿様しか見れなかったのだと思うと

感慨無量です。

ちなみに展示物にまったく興味のない三男とヨメさんは

超高速で見学し

すでに城を降りて行った模様。

せまい!

この急な階段を当時の武将は

重い鎧を身につけて上り下りしたのだろうか・・・。

それだけでも大変だなぁと思ったりします。

これが有名な辰巳櫓。

結構なベストショットを撮ったのは

以外にもヨメさん。

窓の中には僕と長男。そういうわけか。

下に降りるとまた武将。

 

本当に天気がいい!

売店でご当地ジュースの飲み比べ。

信州のもも、巨峰、デラウェア、りんごサイダーそしてクー。

個人的には

ももが一番美味しかったがこれは個人的な好みの問題と思われる。

国門枡形へ。

この門を破るために先陣を切れば

絶対にやられる確信を持つ。

そろそろ移動しようかって

外堀の外側を歩いて駐車場へ向かう途中

「ねぇ、家族全員の写真撮りたい!」

と長男が言い出したので

散歩中のおじさんを捕まえて

撮ってもらった。

 

残念ながら最高の笑顔をしている長男は

ヨメさんのまんまるな顔に隠れてしまっていた。

全部。

ここまで余裕の一時間巻き。

ここからは高速を使い一時間ほどで松代へ。

予定していた昼食は移動してからとることにしよう。

つづく。

 

ブライトウ⑥【上田城②】


2017年04月04日

昨日雨が降ってゆっくり見れずに

未練の残る上田城へ

早朝6時にはや起きしてやってきました!

って、ヨメと三男は爆睡中ですが・・・。

 

日が登り切る前のこの時間、

とにかく寒い!

もう一枚着てくればよかった。

みんなフードを被っているのは寒いからです。

 

昨日と同じルートで上田城へ・・・

というのは面白くないので

少々回り道。

 

昨日はグランド側を回った

上田高校の正門方向から。

すごい門があります。

実はこの上田高校は

上田藩主屋敷跡だそうで

堀に囲まれ塀も立派。

さすがに狭間はないけれど。

マンホールも上田仕様。

上田市役所の通りには真田十勇士の

看板があります。

昨日は気づかなかったな。

次男にカメラ預けたらこんな撮り方。

今日は門の方に行かず道路を渡ってすぐの

階段をおります。

ここは昔の堀の跡が残っている場所で

ブラタモリでも歩いて通っていました。

こちらを回る目的は

上田城を囲む「地形」「石垣」を自分の目で確認すること。

上田の地層は泥流岩でやわらかい。

しかし、もろくはなく崩れにくいので

切岸や堀を掘るのにとても適している地質だそうで。

櫓もその切り立った壁の上に立っています。

こちら側は「尼が淵」といって今は公園になっているのですが

当時は川になっており

天然の堀として城を守っていたとのこと。

それが石垣の積み方や

石の色などから時代がわかり

当時の姿を想像する・・・

これが城歩きの醍醐味だなぁと改めて思います。

算木積みの痕跡で時代を特定。

ここには昔は船着場があったと想定されます。

この船着場から

荷物が運び込まれたり

移動したりしたのでしょうね。

今は上田城千本桜まつりの開催期間ですが

今日は早朝のためテントだけが並んでいます。

櫓はさておき、

堀の跡に立つ野球場と陸上競技場から

北にある虚空蔵山を眺めます。

ここには上杉の城があり

常に緊張状態にあったというのもその距離感からうなずけます。

 

当時の上田城の姿を見ることができる

「VR上田城」というアプリを見ながらの散策。

ホテルで寝ていたヨメさんから電話が来て

チェックアウトしたいから戻ってこいと言われたが

今いいところ。

すぐには帰れないと伝える。

がんばれ、ヨメさん。

一時間以上かけてぐるっと堀の周りを一周してきました。

とても寒かったのですが

やっとお日様が出てきてあったかくなってきました。

昨日は曇り空で雨模様だったのですが

今日は晴天!

写真を撮ってもキマるねぇ。

父ちゃんが昌幸になって

幸村の席を長男次男で奪い合う。

もう一度真田石。

この角度の櫓が素敵だなぁ。

ヨメさんからハァハァ言いながら電話があり

なんとかチェックアウトを済ませ

三男と大量の荷物を抱え

駐車場へ向かっているので

間も無くこちらに迎えに来るとのこと。

悪いことしたなとも思ったが

出発前に何度も何度を

運びやすいようにキャスターのついている

スーツケースに入れて持って行こうと提案したけれど

彼女は頑として聞かず、

でかい旅行用のスポーツバックと

各人のリュックとバックで持ち歩くことになったことから

これが自業自得というものだなと思ったりした。

全員の荷物運ぶのは大変だ。

彼女もこれで僕が言っていることの意味に

気づいてくれることを願うのみ。

「そろそろ行くよ!」

あこがれの上田城へ来て

帰りたくない離れたくない長男はこの寂しそうな表情。

「来年もまた来たい!」

と言われたが

「いろんな世界を見た方がいいんじゃない?」

そう言って上田城を後にした。

早起きしたおかげで

二度目の上田城というボーナスステージを終え

しかも1時間ほど予定よりは早く2日目

最初の目的地へむかいます。

 

昨晩「もう当分肉はいらない」と言っていた長男は

朝から唐揚げ食べていた。

 

つづく。

 

 

 

 

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