ブライトウ⑥【上田城②】


2017年04月04日

昨日雨が降ってゆっくり見れずに

未練の残る上田城へ

早朝6時にはや起きしてやってきました!

って、ヨメと三男は爆睡中ですが・・・。

 

日が登り切る前のこの時間、

とにかく寒い!

もう一枚着てくればよかった。

みんなフードを被っているのは寒いからです。

 

昨日と同じルートで上田城へ・・・

というのは面白くないので

少々回り道。

 

昨日はグランド側を回った

上田高校の正門方向から。

すごい門があります。

実はこの上田高校は

上田藩主屋敷跡だそうで

堀に囲まれ塀も立派。

さすがに狭間はないけれど。

マンホールも上田仕様。

上田市役所の通りには真田十勇士の

看板があります。

昨日は気づかなかったな。

次男にカメラ預けたらこんな撮り方。

今日は門の方に行かず道路を渡ってすぐの

階段をおります。

ここは昔の堀の跡が残っている場所で

ブラタモリでも歩いて通っていました。

こちらを回る目的は

上田城を囲む「地形」「石垣」を自分の目で確認すること。

上田の地層は泥流岩でやわらかい。

しかし、もろくはなく崩れにくいので

切岸や堀を掘るのにとても適している地質だそうで。

櫓もその切り立った壁の上に立っています。

こちら側は「尼が淵」といって今は公園になっているのですが

当時は川になっており

天然の堀として城を守っていたとのこと。

それが石垣の積み方や

石の色などから時代がわかり

当時の姿を想像する・・・

これが城歩きの醍醐味だなぁと改めて思います。

算木積みの痕跡で時代を特定。

ここには昔は船着場があったと想定されます。

この船着場から

荷物が運び込まれたり

移動したりしたのでしょうね。

今は上田城千本桜まつりの開催期間ですが

今日は早朝のためテントだけが並んでいます。

櫓はさておき、

堀の跡に立つ野球場と陸上競技場から

北にある虚空蔵山を眺めます。

ここには上杉の城があり

常に緊張状態にあったというのもその距離感からうなずけます。

 

当時の上田城の姿を見ることができる

「VR上田城」というアプリを見ながらの散策。

ホテルで寝ていたヨメさんから電話が来て

チェックアウトしたいから戻ってこいと言われたが

今いいところ。

すぐには帰れないと伝える。

がんばれ、ヨメさん。

一時間以上かけてぐるっと堀の周りを一周してきました。

とても寒かったのですが

やっとお日様が出てきてあったかくなってきました。

昨日は曇り空で雨模様だったのですが

今日は晴天!

写真を撮ってもキマるねぇ。

父ちゃんが昌幸になって

幸村の席を長男次男で奪い合う。

もう一度真田石。

この角度の櫓が素敵だなぁ。

ヨメさんからハァハァ言いながら電話があり

なんとかチェックアウトを済ませ

三男と大量の荷物を抱え

駐車場へ向かっているので

間も無くこちらに迎えに来るとのこと。

悪いことしたなとも思ったが

出発前に何度も何度を

運びやすいようにキャスターのついている

スーツケースに入れて持って行こうと提案したけれど

彼女は頑として聞かず、

でかい旅行用のスポーツバックと

各人のリュックとバックで持ち歩くことになったことから

これが自業自得というものだなと思ったりした。

全員の荷物運ぶのは大変だ。

彼女もこれで僕が言っていることの意味に

気づいてくれることを願うのみ。

「そろそろ行くよ!」

あこがれの上田城へ来て

帰りたくない離れたくない長男はこの寂しそうな表情。

「来年もまた来たい!」

と言われたが

「いろんな世界を見た方がいいんじゃない?」

そう言って上田城を後にした。

早起きしたおかげで

二度目の上田城というボーナスステージを終え

しかも1時間ほど予定よりは早く2日目

最初の目的地へむかいます。

 

昨晩「もう当分肉はいらない」と言っていた長男は

朝から唐揚げ食べていた。

 

つづく。

 

 

 

 

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