命(魂)のエネルギーがはかれるのでは?


2013年01月01日

今日は月末ですので

R子さんにお給料、T子さんに生活費、

そしてお手紙を渡します。

 

2012年を締めくくるのは

こんな話です。

 

 

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「命(魂)のエネルギーがはかれるのでは?」

2012.12.31

 そんな研究をした方がいます。
東京大学物性研究所などで研究された

川田薫理学博士です。

川田博士のラットでの実験では、

ラットは死後、約1万分の1、体重が減るケースが多いとわかってきたんです。

この減った分が、命の質量ではないかと。

 

川田博士がユニークなのは、これをモノでも試したことです。

モノの重さを量り、そしてそのモノをすべて部品に分解し、

各部分の重さをはかり合計します。

 

例えば、「商品A」と、「商品Aを分解した全部品」(「a+b+c」。

分解しているので、いわば商品Aが死んだ状態です)

本来、分解しても、全部品の重さを足せば、

必ず商品Aの重さに戻るはずです。

 

ところが精密な測定器で測ると違ったのです。
これまたラットの実験と同じように、

分解すると、1万分の1重さが減るんです。

商品Aと、分解したものの、違いはなんでしょう?

違いは、「役割」だけです。

 

わかりやすい例で、目覚まし時計で説明しましょう。

 

そもそも目覚まし時計は、

「目覚めたいときに、ちゃんと起きられるように」(役割)

という思いを込めて作られています。

 

この目覚ましを分解してしまうと、この「役割」が消えます。

 

「役割」という、この思いの分の重さが、1万分の1といえるわけです。

 

 

川田博士は次のように言っています。

 

「なぜそうなるか? というと、

これは人間の思いのエネルギーですよね。

『これがあるとみんな便利になってくれるな。

みんな喜んでくれるな』

なんて思って作る。

その思いの分だけ、重さが重いんだろうと思います」

 

グラスは、水をためるようにという人の思いが、

ノートはメッセージを残せるようにという思いが形になったものです。

 

思いは、役割になり、そこに命(魂)が宿るのではないでしょうか。

 

この結果が出たとき、川田博士は、

「これはすごいことだ!」と興奮して学会に論文も提出しました。

ところが、このことを1200年も前から言っていた人がいることに

川田博士は気づくのです。

 

それは、空海です。

空海はこう言っています。

 

「自然界のすべての成り立ちは五大からなっていて、そこに識大が入る」

五大とは、「地・水・火・風・空」。

そして「識」は「意識」、

人間の思い、

あるいは宇宙の思い、自然の思いです。

 

「すべての存在物には、

人間や自然界の意識と呼べるものが入って、

それで成り立っている。

これを六大という」

と空海は「即身成仏義」で書いています。

 

役割をもったときに、魂が宿る(命のエネルギーが入る)んです。

 

時刻を知らせ、人を起こすというのが、目覚まし時計の役割。

 

では、人間の役割は何でしょうか?

 

 

今日、あなたが、落ち込んでいた友だちを励ましたとしたら、

「友だちを励ます」という役割が加わったことになります。

 

 

もし、あなたが仕事でお客さんの喜びを生み出したら、

「お客さんに役立つ」という役割が加わり、

あなたの中に命のエネルギーが加わったことになります。

 

 

そうです。

 

 

人のミッション(役割)は、モノと違って、

あなた次第で、自由自在に好きなだけ生み出せるのです。

 

あなたの命の可能性は、あなた次第で無限大に広がるのです。
さあ、この命、どう生かすしますか?

 

 

あなたの子どもに優しくする、

旦那に優しくする、

今日出会う人を励ます、

それだって、立派な、

 

あなたにしかできないことです。

 
「あなたでないとできないことってどんなことですか?」

ここに書き出してみよう。

 

出典「明日死ぬかもよ。
人生最後の日を笑って死ねる27の質問」ひすいこたろう
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最近、どんなことで人から感謝されましたか?
あなたが生きることで幸せになる人は、いますか?
ひとりでいいんです。

僕は、この、
ひとりでいいんです、が好きです。
たくさんの人に愛される必要は、なくて、
一人ずつ親切に今、

目の前の人を喜ばせる、
人生の幸せってそれだもんね。

 

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